2016.07.19 野球部 21年ぶりに4回戦進出

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7月18日(日)日立市民球場 第一試合

日立北高 対 下館工高 の3回戦が行われました。

日祭日は、自由応援ですが、生徒350名と応援団・ブラスバンド・お助け隊・さらに

野球部保護者・野球部OB・日立北卒業生等で三塁側スタンドはほぼ満員になりました。

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下館工高 0 0 2 0 0 0 0 0 3       6                             日立北高 0 0 0 3 0   5   0   0 X       8

下館工業先攻で試合は始まりました。

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先発2回戦に引き続き、酒井玲投手は上々の

立ち上がりです。しかし、下館工業の打力

は予想以上で、打球の速さは想像以上でし

た。1・2回はたまたま打球が野手の正面に

飛びましたが、この打線を抑えるのはなか

なか難しそうです。何とか、1・2回を零点

に抑えて打順が2順目に入ると狙い球を絞ら

れ始めました。3回表に三本のヒットを

集められて2点を失いました。

ここで躊躇せずに、大畠投手に交代です。

予想通り緩い球でタイミングを外しファー

ストフライを打たせてまずは投手交代

成功です。

 

 

4回裏に日立北も反撃に出ます。

先打者 今橋が今大会2本目の目の覚める

ようなホームランを右中間スタンドに

たたき込みました。反撃開始です。

ここから流れは日立北に傾きます。

二本のヒットに、相手3塁手のタイムリー

エラーもからみ、一気に3点をもぎ取り

逆転に成功しました。3回途中から継投し

た、大畠投手はアンダースローからの

緩いボールを誘い玉に使い、巧妙に打者の

打気を外します。また、時折 クウィック

投法で上手から早い速球を投げ、打者の

タイミングを外します。鋭い打球を打たれ

ながらも,鍛えてきた堅い守備力で守り、

何とか6回表まで1失点でしのぎました。

6・7回まで1点差2点差の接戦に持ち込めば

日立北ペースです。試合後半まで粘りに

粘って接戦に持ち込み、ワンチャンスに

たたみかけ逆転するのが今年の日立北

野球部の勝ちパターンです。

得意戦法です。6回裏まで同点は、日立北

ペースです。そろそろ反撃できそうな雰囲

気を、選手も応援団も感じていました。

 

 

今日の試合は、審判の判定がなかなか厳し

く、前試合まで決まっていたアウトコース

低めがなかなかストライクに取ってもらえ

ません。

 

なかなかストライクに入らず、

両校投手ともに苦しいと投球が続きます。

ストライクがとれず、やむを得ず真ん中で

ストライクを取りにいくと痛打される苦し

い展開です。しかし、条件は相手も同じ

です。イライラしてペースを崩した投手

が負けです。本校は、毎試合苦しい戦い

の連続で苦しい展開には慣れています。

精神的な我慢比べには自信を持って

います。

 

6回裏に大チャンスがやってきました。

先頭打者 5番和知がヒットで出塁する

と、6番鈴木がライト前ヒットでつなぎ、

ノーアウト1塁2塁の願ってもないチャンス

になりました。

ここで、7番稲垣が相手投手の心理を読み、

バントフェイクで再三投手を牽制しながら

も、ボールには手を出しませんでした。

相手投手にプレッシャーをかけ続け、

なんとストレートの四球を選びました。

この願ってもないノーアウト満塁の大チャ

ンスを作ると、相手守備陣は、セカンド

ショートが猛ダッシュする前進守備を敷い

て、打者にものすごいプレッシャーを

かけてきました。相手の一点もやらない

作戦にも8番打者大畠は冷静でした。

厳しい判定にいらだっている相手投手を

冷静に分析し、際どいボールを見逃し

ボールには絶対に手をを出しません。

相手投手にプレッシャーをかけ続けま

した。苦しんだ相手投手は、3ボール

1ストライクから痛恨の押し出し四球を

出してしまいました。

どうしても欲しかった追加点をノーアウト

でもぎ取りました。この1点でリラックス

出来たのか、この直後にスクイズを仕掛け

るも際どく1塁腺わずかにファールボール

になり、失敗でした。しかし、今大会の

ラッキーボーイ的存在の9番大友が前進守備

の間を抜くセンター前に2点タイムリー

ヒットを放ちました。続く1番酒井が素晴

らしい打球でレフト線を抜く2点タイムリー

2塁打を放ちノーアウトのままあっという

間に5点差をつけました。

ここぞと言うときの集中力がこのチームの

強さかも知れません。

2番手投手大畠が7回8回を一人で頑張り、

8回2アウト1・2塁の場面で3番手阿部に

交代しました。この後、2アウト満塁まで

追い詰められましたが、何とか討ち取

り最終回を迎えます。

5点差があればと安心していると、2番

バッターから2連打と四球でにノーアウト

満塁のピンチになります。

ここで、相手打者をセンターフライに打ち

取り、4対8で1アウト1塁2塁になります。

しかし、下館工業も最後まであきらめずに

頑張り、さらに二本のヒットを重ねて、

6対8まで迫ります。

 

各打者の打球は鋭く、なかなかアウトカウ

ントが増やせません。2点差で、2アウト

1塁3塁まで追い詰められました。

日立北応援団は、全員で祈るように見守

り、最後の打者を何とかショートフライ

に打ち取り、4回戦進出を決めました。

計16本のヒットを打たれながらもノーエ

ラーで守り抜き、6点に抑えた守備力は

賞賛に値します。

また、セイフティバント、盗塁を何度も

仕掛けて相手バッテリーを揺さぶり

5本の犠打を見事成功させたチーム力の

勝利でもあります。

 

 

平成7年第77回大会以来、実に21年ぶりの

4回戦(ベスト16)進出です。

 

 

『全力疾走と笑顔』で頑張った選手と

選手を信頼して強気の采配を貫き、選手

の能力を十二分に引き出した山田監督を

讃えたいと思います。

 

7月21日(木)には、4回戦

(波崎柳川高校)を行います。

日立市民球場

第1試合(10:00 試合開始)です。

 

 

応援よろしくお願いいたします。

日立北野球部の健闘を期待いたします

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