Nippoku Style | 正方形と円で“風”を表現するだって?
 
 現在,高校では「教員の評価」という制度が導入されており,校長・教頭と教員が1年間に何回か個別面談をしたり,授業を参観してアドバイスをしたりしています。
 今日は,三年生文系で美術を選択している生徒達の授業を参観しました。教科担当の方から事前に,「選択者は2名しかいませんよ。」といわれていたのですが,教室での40人を相手にした一斉授業と違い,授業が“シーン”という音が聞こえてきそうなほどの静けさの中で行われていました。
 2名の生徒は,一人が静物のデッサン,もう一人は平面構成と,それぞれ個別の課題に取り組んでいます。
 静物のデッサンは,質感の異なる三つの素材を対象としたデッサンで,鉛筆一本で異なる質感を表現する難しさが伝わってきました。平面構成は,一つの正方形と一つの正円を組み合わせ,それに色彩を加えることで“風”を表現するという課題です。素人の私などには,どうやればいいのか見当もつかず,生徒がどのように表現するのかとても興味がありました。
 開いている美術室の窓から聞こえてくるのは遠くで鳴いている鳥の声ばかりで,生徒達の真剣さと静かさに支配された教室を,そっと後にしました。


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