Nippoku Style | 今日から筑波大学で合宿です
 
 本校の2年生6人が,本日から二泊三日の予定で,筑波大学で合宿に入りました。
 これは,高大連携(大学と高校との連携を図る取組)の一つであるSPP(Science Partnership Project)に参加するためです。
 今回のSPPのテーマは「数理モデルによる地域チェンジ(茨城県6高校交流による地域課題解決提案)」というもので,各高校の生徒達が身近な話題から独自に課題を設定し,その解決法を「線形計画法」を利用した数理モデルで考えてみようというものです。「数理モデル」というと難しそうに感じますが,都市計画で人の流れを考えたり,効率的なゴミ収集の順序を考えるときなどに市役所等で実際に用いられている手法なのです。
 各高校が設定した課題(議題)は,「お祭りの山車がスムーズに町内を巡行するにはどうたしらいいか?」「選挙で多くの有権者に演説を聞いてもらうには,遊説地をどう回ればいいか?」「野菜を購入するとき,栄養をバランスよく摂取し,費用を節約するにはどうしたらいいか?」「洗濯をするとき,自分で洗った方がいいのか,洗濯機の節水モードで洗った方がいいのか?」「一週間の時間割を,生徒にとって負担が均等になるようにするにはどうしたらいいか?」など様々でした。
 本校の生徒達が設定した課題は,次の二つです。
 登下校時の道の街灯の配置を均等に分散させ最適化し,安全な道にするにはどうしたらいいか?
 携帯電話3Gネットワークの電波塔の配置を最も効率のよいものにして,従来では電波が届きにくい場所でも,快適にデータを送受信ができるようにするために,電波塔の位置をどうすればいいか?
 これらの課題を,数理モデルを用いて解決する方法を考えようというのが今回の合宿の目的です。
 今回の合宿に参加しているのは,下妻一,土浦二,鉾田一,緑岡,竜ヶ崎一,日立北の6校です。指導してくださる先生方は,いずれも筑波大学システム情報工学研究科の山本芳嗣教授,吉瀬章子教授,大澤義明教授,繁野麻衣子准教授,八森正泰准教授,そして大学院生の皆さんです。
 こういう機会を捉えて,生徒達がどんどん外に出て行くことはとても大切なことだと思います。普段は接することのない他校の生徒達や大学の先生方と直に接し,最先端の研究の一端を垣間見るなど,高校の中だけでは味わうことのできない経験をすることで,生徒達は大きく成長します。
 今回の合宿の成果は,10月に行われる「筑波大学学園祭」で,生徒達自身が発表することになっています。皆さんも,応援してあげてください。


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会