Nippoku Style | 第60回全国高等学校PTA全国大会東京大会
 
 日本武道館で行われた「第60回全国高等学校PTA全国大会東京大会」に,役員の方とともに参加してきました。
 全国から約12,000人の方が集まった今大会は,メインテーマ「人間力を育てて作ろう大きな輪」,サブテーマ「家庭・学校・地域・社会 心と心をつなげよう」のもと,全体会と7つの分科会に分かれて行われました。
 開会式に先立ち,都立高校生によるアトラクションがありましたが,武道館の広さや多人数の参加者をものともしない高校生のパワーを感じました。
 開会式後,トヨタ自動車(株)取締役会長の張富士夫氏により,「今の新社会人の長所・短所 企業が求める有為な人材とは」というテーマで講演がありました。写真を撮るのも忘れるほど,聞く者をグイグイ引き込む講演で,とても参考になりました。中でも,世界中で活躍された張氏の「欧米と異なり,日本は人を育てる文化なんだ。」「育てるために何をしているかが大事なんだ。」ということばが印象に残っています。
 午後は7つの分科会に分かれ,次の各テーマで研鑽を積みました。
学校教育とPTA
進路指導とPTA
生徒指導とPTA
家庭教育とPTA
多種多様なタイプの学校とPTAの取り組み
今子どもは何を考えているのか?親は何を思っているのか?
地域と保護者と学校で育むキャリア教育
 本校から参加した4人は,それぞれ異なる分科会で研鑽を深めましたが,私は昭和女子大学人見記念講堂で行われた「地域と保護者と学校で育むキャリア教育」というテーマの分科会に参加しました。分科会の中では一番遠い会場で,全体会が行われた日本武道館から地下鉄を乗り継いで約50分かけて移動しましたが,「参加してよかった」と思わせてくれる内容の分科会でした。
 分科会の会場でも,会が始まる前に都立杉並高校吹奏楽部の演奏がありましたが,ここでも,高校生達のパワーの凄さを感じました。
 普段学校にいたのではなかなか得られない情報や考え方に接することで,自分の“井の中の蛙”状態を反省し,それと同時に高校生達のものすごいエネルギーから“これから頑張る力”を得た大会でした。


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