Nippoku Style | 北茨城市民夏祭り
 
 昼間の猛暑も幾分涼しくなったと感じられる頃,磯原駅周辺で行われている北茨城市民夏祭りの巡回指導を,保護者の方の協力を得て行いました。
 昼間の暑さで湧き上がった入道雲を見て,一時は雷雨も心配されましたが,太陽が沈む頃には会場周辺の上空に入道雲の姿もほとんどなくなり,祭りを楽しむ条件は整いました。
 午後5時半過ぎには,磯原郷英高校に,県北地区の高校から教員と保護者の方約100名が集まり,磯原駅周辺の祭り会場に向け,各学校毎のグループに分かれて巡回指導に出発しました。
 私たちは各学校の校名の入った腕章を付けているので,祭りを楽しみに来ている人たちからは,「あっ,○○高の人たちが巡回している。」とわかります。それを見て,「○○先生!」と声をかけられることがよくあります。
 声をかけてくれるのは,ほとんどが卒業生達です。
 卒業して何年も経っているので,化粧をしていたり,お互いに体型も変わっていますが,それでも声をかけられると直ぐに名前が出てくるし,その卒業生と過ごした頃の思い出が直ぐによみがえってきます。
 地域のお祭りは,その地域に住んでいる方同士の絆をより強くするとともに,それまでほとんど会うことのなかった者同士を,引き合わせてくれる力もあるように感じました。
 夕涼みをしながら家族で楽しめる日本の夏祭りは,本当にいいものだと思います。


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