Nippoku Style | 「文」も「武」も、どちらも頑張ろう!
 
 本校の正門を入ると、右手に校章を彫った石碑があります。
 どの学校もそうですが、校章には創立当時の「熱き思い」がこめられています。本校の校章も例外ではありません。本校の校章にこめられたその思いとは、次のようなものです。
上端部は、高く天を指し、理想を追求する精神を表す。
中央は、横に手をつなぎ、協力一致すなわち「和」の精神を表す。
縦の部分は、生徒自身を表し、生徒一人一人が「和」の精神をもとに、高い理想を追求し、堅実な人生を歩む主体であることを示す。
下部分は、大地に足を据え、着実に人生を歩む精神を表す。
 これら四つの「熱き思い」を併せると、「生徒一人一人が高い理想を追求してほしい。その理想は、みんなで協力しながら実現していこうじゃないか。そして将来、一人一人が着実な人生を歩んでほしいと願っている。」となります。
 「一人だけでやるんじゃなくて、みんなでやろうよ!」これが、日立北高30年間の根底に流れている考え方です。
 「みんなでやる」ということは、部活動だとわかりやすいですね。でも、勉強だって同じなのです。部活動と同じように、勉強を「みんなでやる」ことで、仲間意識がもの凄く強くなります。部活動の試合で苦しいときに「仲間」の力に助けられるように、勉強でも、仲間がいるからこそ、3年生の最後の苦しいときに自分が持っている底力を発揮できるのです。そして、多くの先輩達が、自分の望んでいた進路希望を自分の力で切り拓いていったのです。
 部活動も勉強も、考え方は同じです。だから、昔から「文武不岐」というのです。「文」でも「武」でも、頑張ることは同じように人間を成長させ、尊いことです。
 「文」も「武」も、どちらも頑張ろう!
 これがいままでの、そしてこれからも続く日立北高の姿です。


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