Nippoku Style | 山岳部が関東大会に出場します
 
 本校の山岳部が、10月29日から31日まで、静岡県箱根町で行われる「関東高等学校登山大会」に、茨城県代表として出場します。
 日頃から地道に活動を続けている山岳部の皆さんには、日立北高の生徒・職員すべての代表として、今まで練習してきた力を全部出し切って、大いに活躍してきてほしいと思います。
 所で皆さん、高校生の登山競技はどのように競われるのか御存知ですか。
 ある県の採点項目を見ると、「歩行審査」「読図」「設営」「炊事」「装備」「天気図」「テスト」「計画書」「記録」とあります。地図の読み方や天気図の書き方、さらにはテントの設営から炊事の仕方まで採点されるのですね。
 採点表には「装備品不足等」という項目もあり、「ラジオ」「三角巾」「地形図」「防寒具」等を忘れると、忘れた人数分だけ減点されてしまうことがわかります。
 夏山で遭難された方のニュースの中で、アナウンサーが「寒さで体力を奪われた。」「防寒具があれば助かったかもしれない。」というのを聞くことがありますね。そういうことを考えると、登山競技は「山で遭難しないためにはどうすればいいのか。どうすれば安全に登山を楽しめるのか。」ということを競っているようにも見えます。
 関東大会が行われる10月末の箱根はきっと寒いでしょうが、本校生の活躍を祈っています。
 その山岳部の健闘を祈る懸垂幕の前にある「むらさきしきぶ」の実は、今とてもきれいな紫色に輝いています。家庭科室の前にある「しろしきぶ」も真っ白な実をつけ、わきを通る者の目を楽しませてくれています。


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