Nippoku Style | いやぁ 生徒達は知らないんですねぇ
 
 ここ数日、雨模様の天気が続いています。今日も強く降ったりやんだりを繰り返していました。
 そんな天気とは関係なく、3年生は追い込みの時期に入っており、今夜もJOYホールには、おそくまで明かりがついています。
 受験勉強をとおして生徒達は成長していくと以前から思っていますが、日頃の授業の積み重ねをとおして、生徒達は言語環境や考え方が大人の世界に段々近づいていくのだとも言えます。
 日頃の授業の中で、生徒達にとって、今まで自分が知らなかった言葉や考え方がたくさん出てきます。それらを一つ一つ理解し、憶えていく作業が後々になって大事になってくると思うのです。新しい言葉や考え方に出会うことがなくても、普通に生活することはできるでしょう。でも、それらに触れることで、その人の世界が少しずつ広がっていくのではないでしょうか。
 以前、3年間担任した生徒で、1年生の時には国語を敬遠して勉強しなかった生徒がいました。でも3年生の個人面接の時に、こんなことを話してくれたことが印象に残っています。
 受験勉強で、今は国語が一番楽しいんです。最初は強制されて読んでいましたが、問題文を読んでいるうちに、自分が知らなかった考え方に出会えることが楽しくなりました。
 その生徒は、3年生の最後には、国語が難しいことで知られている京都にある大学に合格していきました。新しいことに出会って自分の世界を広げていく、これも教育の目的の一つだと思っています。
 今日、職員室でこんな会話がありました。
「いやぁ、生徒達は“仲人”って知らないんですねぇ。説明しちゃいましたよ。」
「“ダイヤルする”って言葉も、意味がわからないかもしれないですよね。ダイヤル式の電話なんて、ほとんどないですから。」
「きちんと説明しないと、話をしていても全く理解してくれてないことだってたくさんあるでしょうねぇ。」
 最近、授業参観などで生徒達がわからなかった言葉のうち、こんなものが印象に残りました。
     トラウマ
     猜疑心
     モスク
     のっぴきならない


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