Nippoku Style | 大学って、一体どんな所なんだろう?
 
 昨日までとはうってかわり、今朝はこの秋一番の冷え込みでした。日立北高の駐車場も、午前6時の気温は4℃と、上着を着ていても震えるほどの寒さでした。
 その寒さを吹き飛ばすように、今朝の十王駅前には、日立北高生の元気な姿があふれていました。「おはよう」と声をかけると「おはようございマース!」と元気な返事が返ってきます。生徒達の元気な挨拶を聞くと、朝から気持ちがよくなります。本校生を見ていたバス会社の方も、「いやぁ、挨拶がいいですねぇ。社会に出ても、大事なのは挨拶ですからね。」と言ってくださいました。
 今朝は、一年生が「進路研究会」として、「筑波大学・茨城大学コース」「宇都宮大学コース」「千葉大学コース」「群馬大学コース」「福島大学コース」「山形大学コース」の六つに別れ、午前7時過ぎにそれぞれの目的地に向かって十王駅前を出発していきました。
 自分の進路を考えるとき、「大学って、一体どんな所なんだろう?」ということを、生徒達に肌で感じ取ってほしいとの思いから、毎年一年生の時に「進路研究会」を実施しています。
 「大学を知るなら、オープンキャンパスがあるじゃないか?」と思われるかもしれません。確かに、大学側が一つのイベントとして行うオープンキャンパスにいけば、その大学の様々な情報を得ることができます。高校生のために用意された講座を聴くこともできます。
 しかし、本校が実施している「進路研究会」は、その大学で学んでいる学生がたくさんいるキャンパスの中で、生徒達に大学や大学生というものを、実感として感じてもらおうというものです。あらかじめ用意されたものではなく、実際に講義を聴いている大学生の姿や、大学生に混じって学生食堂で一緒に食事をする体験をとおして、大学というものを感じ取ってほしいのです。
 夕方戻ってくる生徒達が、どんなことを感じてきてくれるのか、とても楽しみです。


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