Nippoku Style | 「不思議なバス」をつくろう
 
 今日、日立市の新都市広場マーブルホールで行われた「青少年のための科学の祭典・日立大会」に、本校から科学部が参加しました。
 大会には、県内から約50団体が参加し、科学のおもしろさを来場者に伝えようと、様々な趣向を凝らした出展ばかりで、大人の私が見ていても興味を引かれるものばかりでした。
 本校のテーマは、「不思議なバス」をつくろう、でした。偏光板を利用した簡単な紙工作で、子ども達が「わー、ふしぎー!」と声を出しそうな小さなバスを作ってもらおうというものでした。
 バスの窓の部分に、小さな偏光板を左右に2枚ずつ方向を考えながら貼ると、外から見た時に、バスの中に仕切りがあるように見えるのです。そして、バスの中に棒を入れると、その仕切りを棒が通り抜けてしまうように見えるので、子ども達はみんな不思議そうな顔をしていました。
 こんな、ちょっとした「どうして?」が、子ども達の理科への興味関心に繋がっていけばいいと思いながら見ていました。
 また、科学部の生徒達も、小さな子ども達によくわかるように説明したり、子ども達が紙を切ったり偏光板を貼ったりする時に工作の手伝いをしたり、保護者の方の質問にも答えたりと、普段の学校生活では体験できない貴重な経験をしたことと思います。
 学校外の行事に参加することで、生徒達は社会の力を借りながら人間として成長していくと信じています。


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会