Nippoku Style | かわいいマスコット
 
 本校の玄関を入った正面のガラスケースの中に、制服のマスコットが飾られています。
 本校の現在の制服は、それまでの紺色のブレザーを創立10周年を機に新しくし、今年で約20年が経ちます。今は、ブレザーの制服が多くなりましたが、30年前、本県の県立高校では日立北高が初めて、ブレザーを制服として採用したのです。ですから、当時は「ブレザー姿=日立北高生」で、どこに行っても目だちました。
 昨日の夕方に飾られた制服のマスコット。多くの生徒は既に下校していましたが、課外や部活動で遅くまで残っていた生徒の中には、ケースの前をたまたま通りかかり、置かれたばかりのマスコットを見つけた者もいました。「えー、今までこんなのあったぁ?かーわいー!」「わたし、モデルになってあげたのにー。」などといいながら、楽しそうにケースの中を覗き込んでいる生徒達の明るい声が静かな廊下に響き渡り、校長室の中にも聞こえてきました。その声を聞いていると、マスコットを見つけた嬉しさから、ケースのガラスに顔をつけるように覗き込みながら話している生徒達の様子を思い描くことができ、校長室で聞いていても心がホノボノしました。
 このマスコットには、「マスコットを見て、一人でも多くの生徒が自分の着ている制服を誇りに思い、日立北高生として自信を持って毎日を生活してほしい。」という私たちの思いが込められています。その思いを、機会あるたびに、声に出して伝えていきたいと思っています。
 ケースの中のマスコットもかわいいですが、本当の日立北高生は、もっとステキですよ。


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