Nippoku Style | (まだ試験通水ですが)水道が復旧しました
 
 3月11日(金)の地震発生から八日目の今日、試験通水という形ですが、待望の水が復旧しました。
 これで、電気と水道の両方が使えるようになり、ホッと一安心です。日立市内でもまだ復旧していない地域がありますが、連日のように復旧する地域が広がっていく様子を見ていると、ライフライン確保のために懸命に作業してくれている皆さん一人一人に感謝する気持ちが、自然に湧いてきます。
 上の写真は、決して水を無駄に流しているのではありません。学校内の配管に残っている水を一度全部出し切らないと、まだ飲み水として使うことはできないのです。そのため、しばらく流しっぱなしにしています。
 家庭の水道と違い、学校は一度水道水を屋外の大きな水槽にため、その水をポンプの力で屋上のタンクに揚げ、水が上から下に落ちる力を利用して日常生活に使っています。そのため、長期間水が通らなかった時は、通り始めた時に水槽やタンクを点検する必要があります。
 その点検のために外に出たところ、正門付近でこちらを伺っている高校生ふうの男性数人がいました。よく見ると、3月1日に卒業したばかりの生徒達でした。隣にいたY先生が「みんな元気か?」と声をかけると、「川井君の所に行ってきました。」と返事が返ってきました。川井君については以前にも書きましたが、2年生の6月に短い一生を終えても、今年の卒業にとっては仲間の一人なのです。「お彼岸ですから」そう応える卒業生達は、川井君との心の絆を一生持ち続けると確信します。
 自分たちも今回の地震で苦労しているはずなのに、今は亡き仲間のことを忘れない心を持った本校の卒業生達。人間として、素晴らしいと思いませんか?
 こういう生徒達がたくさんいるからこそ、日立北高には独特の絆の強さがあるのです。


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