Nippoku Style | 生徒の姿と声で気持ちが明るくなりました
 
 現在本校は、3月27日いっぱい登校を禁止しています。しかし、教室には被害が及んでいないので、「今日の午前9時から、教員が立ち会いの下で、教室に置いてある私物を持ち帰っても構いません」ということを昨日ホームページに掲載したところ、今朝の9時過ぎには、もう生徒の姿が見られました。
 久しぶりに会った友達同士、抱き合って喜ぶ生徒達の姿を見ていると、こちらも嬉しくなります。「学校っていいだろう?」と聞くと、「やっぱり学校にきているのがいいですよ。友達といるとおもしろいですから。」と返事が返ってきました。生徒達の中には、「授業が途中までしか終わってないけど、このあとどうするんだろう?」とか「いつ学校始まるんですか?」と心配する者もいました。
 生徒達は、それぞれ短時間のうちに手際よく私物を持ち帰っていましたが、生徒達が帰ったある教室の黒板には、「早く元通りになりますように!」と言う文字が残されていました。生徒達の今の気持ちを、素直に表している言葉です。
 校舎内はまだ片付いていませんが、久しぶりに生徒達の明るい声が校舎内に響いた今日、私たちの気持ちも明るくなりました。私たち教員は、どんな時でも生徒達から元気をもらっているのです。
 特に、日立北高の生徒達の笑顔には、私たち職員を元気づけてくれる、もの凄いパワーが秘められています。そしてそのパワーのお陰で、私たちも頑張れるのです。
 校長として「生徒と職員が一体であることを実感できる素晴らしい学校です」と自信をもって言える学校、それが日立北高です。


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