Nippoku Style | 美術部員がつくった看板が宮城県の被災地に
 
 本校美術部員が作成した看板を宮城県の被災地に贈りました。
 石怺マ光からの協力依頼があり、約3週間をかけてできあがったのが写真の3枚の看板です。
 石怺マ光では毎週末宮城県にボランティアバスを運行しています。最近はJR仙石線沿いの草刈りのボランティアを進めてきました。仙石線は、東日本大震災で車両ごと津波に流されたり、線路が大きく変形してしまったりと大きな被害を受けました。いまだに復旧の見込みがありません。しかし、地元の人にとっては大切な場所、だからこの線路沿いを菜の花いっぱいにしようと「幸せの黄色い菜の花大作戦」ということで菜の花を植え始めました。美術部の看板は仙石線の野蒜(のびる)駅周辺に、菜の花大作戦の象徴として被災地に設置されました。
 看板作りは材料集めから始まり、美術室にあるものを使ってデザインから色塗りまで協力しながら進めていきました。菜の花というテーマでできあがった3枚の看板は、どれも個性があり素敵なものになりました。看板の足部分は本校の用務員さんが手伝ってくれました。早く復興して欲しいという部員たちの想いが込もった看板ができあがりました。
 看板は地元の人たちや多くのボランティアの目に止まり、「心が暖かくなるね。」とお褒めの言葉をいただきました。美術部員の想いは確実に地元の人たちに伝わっています。
 11月23日には、本校野球部員26人が現地にボランティアに行く予定です。ボランティアの輪はどんどん広がっています。


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