Nippoku Style | パウダースノーをはやく滑りたい
 
 2年生の大きな行事であるスキー共同宿泊学習についての事前指導がありました。
 教頭先生の団長あいさつ、旅行業者の方からの説明、担当の教員から諸注意がありました。生徒は説明を聞きながら、重要なところにマーカーで印をつけたり、メモを書き込んでいました。
 例年、福島県の猪苗代近辺のスキー場で行っていましたが、今年度は福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響を考慮して、長野県菅平高原スキー場での実施となりました。スイスを思わせる風景と気候から『日本のダボス』と呼ばれる菅平高原。夏の平均気温19.6℃は東京の5月と同じ気温で雨も少なく避暑地として大変さわやかな別天地です。そして、冬は見渡す限りの銀世界となり軽くてさらさらのパウダースノーで雪質のよい人気のスキー場になります。
 日程は15日(日)からの2泊3日、実質2日のスキー実習となります。初日の15日は十王駅前を7時に出発します。昨年3月に開通した北関東自動車道経由で3時間半ほどで宿に着くことができます。以前では考えられないほど便利になりました。
 今年の2年生はスキーを選んだものが約140名、残りの100名弱がスノーボードを選択したようです。滑走方法に違いはありますが、スピードに乗ってゲレンデを疾走する楽しさは経験したものでないとわかりません。十分に堪能してください。
 今冬はこのあたりでも寒さが厳しいので、菅平スキー場の根子岳(標高2207m)山頂に近いゲレンデは零下15℃を超える低温になる可能性があります。そんな極寒のところで滑走することは、いろいろな意味でとてもよい経験になりますし、新たな発見があるかもしれません。合わせて、集団生活を経験して一回り大きくなることを期待しています。


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