Nippoku Style | 自己採点は慎重に
 
 大学入試センター試験が終わってほっとする間もなく、翌日にはセンター試験の自己採点がありました。
 まず、センター試験の問題用紙にチェックしてきた自分の解答を正解と比較し、採点していきます。本校所定の記録用紙(マークカード)に各教科の点数などをマークし、その後は各受験業者の記録用紙へ点数や志望大学などを記入していきます。
 「英語の点数はどうすればいいんですか?」「筆記試験とリスニングの点数を合算すると250点満点になるので、0.8をかけて200点満点に換算して下さい。小数点以下は四捨五入です」担任の教員とこんなやりとりがありました。
 携帯電話の計算機能を使って計算をしている生徒が多く見られました。時代は変わりました。
 集められた本校のマークカードはカードリーダーで読み取り、個票をプリントアウトし、生徒本人に確認させます。読み取りミスやマークミスを訂正し、自己採点が終了します。全員の入力が完了すると同時に、各教科・科目の平均点、合計得点の最高点、度数分布など必要なデータが完成します。
 受験業者の記録用紙は宅配便で各業者へ送り返します。受験業者は全国から集めたデータを集計し、平均点や度数分布などの基礎データのほか、大学の学部・学科単位で合格可能性を出します。生徒の個人データの返却は19日(木)になります。そのデータを参考に出願する大学や学部を決めることになります。
 このように自己採点を正確に行わないとデータの精度が落ちてしまいます。皆さん慎重にできましたか?


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