Nippoku Style | 化学実験は楽しいし、大好きです
 
 センター試験以降、3年生は特編授業を行っています。化学系志望者は化学実験が中心です。2時間連続での授業ですから、通常では3時間で行う実験をまとめてやることができます。少人数で教員の目が行き届き、適切で詳細なアドバイスができます。また、生徒もどんどん質問をします。
 今回はアルコールの酸化、アルデヒドの還元作用を利用したフェーリング反応や銀鏡反応、ヨードホルム反応及びエステルの合成などを行っていました。銀鏡反応はとてもうまくできていました。
 「実験は楽しい?」「実験は楽しいし、大好きです」
 「大学の実験も楽しいですか?はやくやってみたい!」「興味のある実験は講義より楽しかったよ」
 後片付けをしている生徒とたわいのない会話をしましたが、学生時代の学生化学実験や卒業研究などを思い出しました。学生実験は2人組で行いますが、きれいな女子学生とペアになって嬉々として張りきっていた友人がいました。大学2年次の有機化学実験は90分3コマの時間帯で行いましたが、途中でミスをすると終了が午後8時とか10時になります。誰が書いたのか、実験室の壁に張ってあった『笑ってごまかせ自分の失敗、激しくののしれ他人の失敗』の張り紙が印象に残っています。また、卒業研究のデータが想定外でとても苦労したことなど、当時がとても懐かしいです。
 特に、理系を志望している生徒は積極的に実験に取り組むことを薦めます。


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会