Nippoku Style | 卒業生の保護者がお礼に来校されました
 
 卒業式の翌日である本日は、また天気が下り坂です。午後から雨、その後雪に変わる予報がでています。明日の土曜日も雪マークがついています。今年は寒さだけでなく、雪も当たり年になってしまいました。雪道には十分な注意が必要です。まだ、受験が残っている卒業生はくれぐれも転んで怪我などしないようにしましょう。
 カメラを持ち、曇り空の校内を歩きました。校歌碑脇の紅白の梅は、開花した1週間前より随分とほころんできました。「かほり」も僅かですがしてきました。はやく満開になってほしいです。
 3年生の教室はガランとしていましたが、卒業生に贈られた「カーネーションの花」が机のうえにポツンと置かれていました。昨日は238名全員が出席していたので、受け取っているはずですが、・・・。
 その後、ある卒業生の保護者が、学校を訪ねてきました。息子さんが1年間お世話になって無事に卒業できたお礼が言いたいとのことでした。昨日に引き続き、お忙しい中をわざわざ来校されました。校長室で、教頭、担任教諭とともにお話しを伺いました。震災の津波で自宅が壊れ、避難生活を余儀なくされ、たいへん苦しい生活が続いたそうです。息子さんは、本校の生徒が暖かく接してくれたお陰で、卒業までこぎ着けたとのことです。部活動の仲間、クラスメイトに恵まれ、本校の同窓会に入会できたことにも感激されておりました。今後は福島県で、ご家族で一緒に暮らすことができるようです。まだまだ、たいへんなことが多いでしょうが、ご家族で力を合わせて頑張っていただきたいと願っております。我々にはとても嬉しい訪問でした。お母さん、ありがとうございました。


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