Nippoku Style | 日北チャレンジセミナーで日北スタイルを身につけよう
 
 昨日から2日間、1年生対象の日北チャレンジセミナーを行っています。
 開講式は、体育館で行いました。山田学年主任から、学年の指導方針についてわかりやすい説明がありました。
 「君たちを学年のスタッフだけでなく、教職員全員でサポートする。そのサポートもそれぞれが持てる力の限りを尽くして全力でやる。もちろん、どこにも負けない。」という教員側の熱い思いを伝えるとともに「君たちは果たすべき(努力すべき)ことを誠実に行ってほしいし、決められたルールをきちんと守ってほしい。」と日北生の心構えを強く訴えました。聴いていた生徒の表情は真剣そのものです。
 次に、三本松進路指導主事から、このセミナーの趣旨やこの時期に行う理由などが詳しく説明されました。また、3年間に行う進路関係の行事についても、具体的に説明がありました。
 「将来に向けた『新たな目標』をできるだけ早く決めなさい。そして、その目標を達成するための具体的な方策を見つけて、コツコツと努力しなさい。」また、「日北の学習スタイル(日北スタイルのひとつ)を理解し、各自の学習スタイルを確立しなさい。」皆さん、できますか?がんばってみましょう。
 最後に、1学年主任が紹介したあるクラスの「学級通信4月7日号」の一部を掲載します。
 「あなたがそこにいるだけで、みんなのこころがあたたまる」あいだみつおさんの詩の一部です。これが集団としての理想形です。いくつもの偶然が重なって、今、40人のみんながここにいて、私が担任としてみんなの前に立っています。でもせっかくこうして集まった40人。1年間ただの偶然で終わらせるのはもったいないし、私もみんなとのこの出会いを大切にしたいと思っています。一人一人がこの教室を居心地がいい自分の居場所として、この40人だからこそ作り出せるいい空気を持つ場所として認識できるようなクラスにしていきませんか?
 
 人の気持ちって不思議なことに連鎖していきます。「あなたがそこにいるだけで、みんなのこころがあたたまる」これには続きがあると思っています。今度はあたためてもらった人たちが、別の人たちをあたためることができるんだよね。優しさをもらうだけじゃなくて、周囲の人にも自然と与えることができる。こうやって人の優しさとか、思いやりって連鎖していくんじゃないのかな、って気がします。ぜひ、分け隔てなく周囲の人たちを受け入れる優しい気持ちを持つと同時に、誰かの優しさを素直に感じられる人になってほしいなって思います。3月になって、このクラスで、この40人でよかったな、って思えるクラスにしたいよね。
 
 ちなみに、あいだみつおさんの詩は、このように終わっています。「そんなあなたにわたしもなりたい」



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