Nippoku Style | 県庁の桜も見事です
 
 朝早く目ざめたこともあり、自宅から2kmほどの茨城県庁へ、桜見たさに散歩に出かけました。
 ソメイヨシノだけでなく、枝垂れ桜やユキヤナギ、スイセンもちょうど見頃でした。県庁が完成した平成9年頃と比較すると、それはそれは立派な桜並木になりました。茨城県庁は映画やテレビドラマのロケ地としても有名です。この桜並木を見れば、その理由がわかるような気がします。
 今年の桜前線はいつになく、スタートが遅かったですが、ここにきて足早に北上しているようです。でも、日本列島は以外に長いんです。地震の被害の大きかった東北地方の桜、特に岩手や青森では「まだ蕾(つぼみ)がかたい」ようです。早く、あふれるような百花繚乱(ひゃっかりょうらん)のすがたをみせ、被災された皆さんに元気を与えてほしいです。
 梅から桃、そして桜の順に前線は北上しますが、文献によると、北に行くほど時間差は縮まります。4月下旬に東北北部でほぼ並び、5月にかけて一斉に津軽海峡を渡っていくようです。このほかにも辛夷(こぶし)や木蓮(もくれん)の大木だけでなく、菫(すみれ)やニリンソウ,芝桜、サクラソウなどの小さき花も、この季節、さまざまな花前線がさざなみのように通り過ぎていきます。
 ところで、高校の部活動も初々しい新入部員を迎え、春の関東大会の地区予選が始まります。「部活前線が動き出した」とでも言えるでしょうか。本日、先陣を切って野球部が地区大会を戦いました。
 相手は茨城高専チーム、昨秋の実績はほとんど互角でした。冬場のトレーニングやメンタルの強化が問われます。前半は動きに硬さが見られましたが、徐々に実力を出すことができたようです。相手チームの守備の破綻もあり、8回コールドで勝って明日の代表決定戦に進出しました。明日の相手は勝田工高です。
 明日の試合に勝つと野球部員にご褒美があります。ボランティアバスで行った「菜の花プロジェクト(宮城県仙石線沿線)」を自分の目で確認しに、再度バスで出かけることができます。がんばってほしいですね。



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