Nippoku Style | ツバメが気持ちよさそうに飛び回っています
 
 明日はPTA総会が行われます。本校の生徒は3時間目まで学習して下校となります。1時間または2時間で放課となる学校が多いのですが、本校はとことん面倒見がいい学校です。3時間目はホームルームを行い、6月に実施される文化祭のクラス企画の準備に充てられます。文化祭も昨年以上の成果を期待したいです。
 午前中、校舎内外を巡視しました。校舎周辺や学校周りは新緑に包まれ、とても気分良く歩くことができました。そして、除草や清掃が行き届いており、いつでもお客様をお迎えする準備が整っていました。生徒の皆さん、先生方、技術員の方々の心のこもった清掃活動のお陰です。心の中で、ひそかに感謝しています。
 野球グラウンド側を歩くと「切関児童公園」の『つつじ』が見事に咲き誇っていましたので、ひとまわりしました。いろいろな虫たちも花に集まり、楽しそうに飛び回っていました。
 そう言えば、5月10日から愛鳥週間が始まっています。小学生のときに「愛鳥週間のポスター」を描いたのを憶えています。たしか、ツバメを描いたと思います。私が小さいときはどこの家にもツバメの巣があり、親鳥が雛に餌をやっている様子をジ〜と見つめていました。本校校舎に営巣しているツバメも朝夕はたくさん飛び回っています。
 昨夜のNHKニュースで「ツバメが日本各地で減る傾向にあり、日本野鳥の会は生息状況の全国調査を初めて行うことになった」と報じていました。
 ツバメは東南アジアなどで越冬し、日本には春先に渡ってきて子育てを行います。人の出入りの多い住宅や店舗の玄関などに巣作りをすることや、害虫を食べることから益鳥としてもなじみの深い鳥です。
 県内全域でツバメの数を調べている石川県では、40年前と比べて3分の1まで減っているようです。主な原因はツバメが巣作りに使う泥や餌となる虫が減ったこと、巣作りに適している軒のあるような日本家屋が減ったことと最近の建物の壁には泥がつきにくい加工が施されていること、それに天敵となるカラスが増えたことなどを挙げています。
 野鳥の会はツバメの生育状況や減っている原因を調べるため、愛鳥週間に合わせて、初めて全国調査を行うことにしたようです。
 ツバメの目撃情報や周辺の環境の変化について情報を募るほか、ツバメの生息状況の実態調査なども行うもので、野鳥の会のホームページにアクセスすれば誰でも参加できます。日本野鳥の会のホームページは、http://www.wbsj.orgです。興味のある方はぜひ協力してください。



copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会