Nippoku Style | 気持ちの切り替えが大切です
 
 本日は3時間目から通常授業です。1、2時間目の時間帯は、文化祭の片付け・清掃を行いました。梅雨の晴れ間がひろがり、そよ風のなかでの作業となりました。
 片付けが一段落したところで、第2学年の学年集会が行われました。文化祭気分を通常モードに切り替えるための学年集会です。写真の表情を見れば安心できますね。
 学年主任の激励に続いて、学年の進路指導担当より今後の定期考査や模擬試験のスケジュール、夏休みの大学オープンキャンパスなどについての説明がありました。短時間の集会ですが、効果はとても大きいものがあります。
 ところで、大学受験をとりまく状況は保護者世代が受験した時代と大きく様変わりしています。次年度の受験人口はおよそ73万人です。保護者世代の1992年(平成4年)は122万人でしたので、約6割に減っています。一方で、入学定員は大きく変わっていません。
 全体としては大学へ入りやすい状況ですが、高校生が行きたい大学に入りやすくなったかというとそうではないのです。不況の影響で、学費の安い国公立志向が強くなっています。
 保護者世代と比べて、全国的に理系志望者が増えていますが、本校でも同様の傾向です。理系は資格取得に直結する、文系より就職に有利である(必ずしもそうは思いません)とのことで人気が続いています。
 生徒の皆さんは「自分はどんなことを学びたいのか、何がやりたいのか」をしっかりと見極め、その目標に向かって毎日の高校生活を充実させていきましょう。
 一度、「この道を進む」と決めたら、必死になってやってみることが大切です。その過程で、思いもよらない可能性に出会うかもしれません。「芯を持ちながらも柔軟でいること」が自分の人生を輝かせるチャンスになります。
 保護者の皆様はお子様の活動を見守り、求めに応じた適切なサポートをお願いしたいと思います。我々、教員も生徒の状況や時期をみた指導をしてまいります。



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