Nippoku Style | 文化部の魅力を発信しよう
 
 「第10回浪漫祭」を文化部中心に写真で振り返ってみました。体育館での発表は、演劇部公演「ゆうやけよこちょう」、有志のダンス発表、吹奏楽部「ミニコンサート」と続きました。いずれも多くの来場者を迎えてのものとなりました。とても「やりがい」があったことでしょう。
 美術部、書道部は作品展を、茶道部は「北のお茶処」を開きました。科学部は3会場で多彩な活動を披露したり、来場者にろうそくを作って持ち帰ってもらうなど嬉しい企画を展開しました。
 家庭調理部はPTA有志とともに主食系飲食店を大々的にオープンいたしました。特に、特製カレーとけんちんソバ・うどんは、みなさん大満足の美味しさだったようです。また、じゃがバターやチョコバナナなども好評だったようです。
 ところで、全国高校総合文化祭が平成26年度に本県で開催されます。この文化祭は「文化部のインターハイ」とか「文化祭の甲子園」と呼ばれ、高校生による芸術文化活動の祭典です。茨城大会で38回目を数えます。
 この全国総文祭での発表や展示は、意外に多彩で魅力的です。郷土芸能やバトントワリング、小倉百人一首かるた等珍しいものもあります。演劇や郷土芸能などは上位3校が東京・国立劇場で行われる優秀校東京公演に招待されます。過去に県内から鹿島灘高の和太鼓と、友部高校の演劇が出演した実績があります。
 文化部も魅力あふれる活動を行っていますが、その活動振りは運動部より地味で目立ちません。県立高校の加入状況は運動部が4割に対し、文化部はその半分の2割程度に過ぎません。
 成長期にある高校生にとって部活動は人間性や社会性を磨く大切なところです。部活動を通して人間関係などを培っていくことで精神的にも成長します。本校の「文武不岐」は文化部にも当てはまります。
 全国総文祭を契機に、学ぶ場、成長する場としての文化部の魅力を発信したいものです。



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