Nippoku Style | ボビー(Bobby Bailey)さんが来校しました
 
 来年から高校の学習指導要領が変わります。今年度は数学と理科が先行実施ということで既に新しい指導要領に基づいて行われています。生物基礎や物理基礎などです。
 『外国語(英語)』については、昨年6月に「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」が文部科学省から発表されました。生徒の英語力向上には、英語教員の指導力・英語力の強化がきわめて重要であるとして、英検準1級、TOEIC730点程度以上が望ましいとのことです。英語の教員はたいへんです。
 ところで、小学校でも『英語』の授業を数年前から行っているところが多くなってます。今度の指導要領では、小学校にも「外国語活動(教科ではなく、数値評価なし)」が新しく導入され、5・6年生で週1コマ(年間35単位時間)が必修となりました。
 中学校では英語の授業時数が増え(週3時間→週4時間)、語数も900語から1,200語に増えました。
 高等学校では、語数が1,300語から1,800語に増えましたが、最も大きな変化は「授業は英語で行うことを基本とする」ことです。「文法」や「訳読」中心の一斉授業を日本語で行ってきた英語の教員にとっては、すぐに切り替えることは大変です。
 本日、英語の教員研修プログラムとして、県からネイティブ講師であるボビーさんが来校しました。5時間目の2年生の授業に、私も同行しました。
 若手人気芸人3人を英語で比較する内容で、すべて「英語」による授業が展開されました。わかりやすい英語をつかって、授業を楽しく進めていました。
 ボビーさんも写真の3人の芸人の中では、生徒同様「有吉」が好きなようです。生徒がノートに書いた英文を担当教諭とボビーさんが指導していましたが、その指導を受ける生徒も初対面とは思えないほど、自然に振る舞っていました。私たちの高校時代とはまったく異なる風景でした。時代は大きく変わりました。
 本校生は「オール・イングリッシュ」に十分対応できます。



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