Nippoku Style | 剣道部は6校合同で合宿しました
 
 本校剣道部は少数精鋭でがんばっています。
 今夏の夏合宿は、8月8日から5日間の日程で勝田工業高校で行いました。県北地区は剣道の盛んな地域です。大小の剣道場があちこちにあり、豆剣士が稽古に励んでいます。「蛙の子は蛙」家族全員で竹刀を握っている家庭が少なくありません。道場は人間形成の場でもあります。
 平成18年に改正された教育基本法では、教育の目標として「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」が新たに規定されました。
 そして、「武道については、その学習を通じて我が国固有の伝統と文化に、より一層触れることができるよう指導の在り方を改善」することが中教審で謳われました。
 これを受け、武道が「伝統と文化を尊重し・・・」と謳う改正教育基本法の教育の目標を実現する役割を担うこととなり、中学1,2年生で武道(柔道、剣道、相撲)が必修となりました。今年度から行われています。
 武道の選択は学校単位で行われますが、柔道が圧倒的に多くなっているようです。剣道は、防具の準備が難しいことが、選択されない大きな理由のようです。
 今回の合同合宿の参加者も、50名ほどと一時の半分程度と少なかったとのことです。これには、県北地区の優秀な剣士が水戸地区や県南地区へ進学していることも一因のようです。
 本校の剣道部だけでなく、県北地区全体のレベルアップを望みます。そして、剣道を通した人間的な成長を期待しています。




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