Nippoku Style | 野口雨情の生誕130年を記念したミニ・コンサートがあります
 
 先日、県北生涯学習センターの野口不二子さん、梶山宏子さん、山形菜加さんが来校されました。目的はこのポスターにある「野口雨情の生誕130年を記念したミニ・コンサート(講演と合唱、10月12日18:00〜)」に本校生徒及び教職員の参加を依頼するものでした。
 童謡「七つの子」「赤い靴」「シャボン玉」などで知られる北茨城市出身の童謡詩人、野口雨情(1882〜1945年)の生誕130年にあたる本年度、全国各地でその記念行事が企画されています。
 講演会や雨情の作品をモチーフにした演奏会や演劇など、今も多くの人々に歌い継がれる作品や雨情という人間像の魅力に迫る企画がめじろ押しのようです。昨年起こった震災後の節目の年ということもあり、雨情の優しい視点から生まれた数々の詩が再評価されています。
 県北生涯学習センター長の野口さんは雨情の直系のお孫さんです。「雨情は人間の優しさ、変わらないものを童謡に残してくれました。震災後の今こそ見詰め直したい」とおっしゃっています。野口さん自身も多くの講演会で「雨情の人となり」を語っておられます。
 今回の企画は、水戸市出身の作曲家、池辺晋一郎さんを説得することで成立したようです。多忙な池辺さんのスケジュールはこの日しか、空いていなかったとのことです。池辺さんは混声合唱曲集である『ひたすらに…雨情』の生みの親です。池辺さんが編曲したのは次の7曲です。「磯原節」「波浮の港」「かもめ」「土投げ唄」「船頭小唄」「二十三夜」「紅屋の娘」ご存じの曲はありますか?
 地元である日立北高の生徒や先生方に是非とも参加していただきたいとのことで、「日立北高枠」を用意してくださるとのことです。入場は無料です。希望する生徒は、職員室の高倉教頭先生まで申し込んでください。なお、保護者でご希望の方は直接、県北生涯学習センター(0294-39-0012)までお問い合わせください。




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