Nippoku Style | マナー講習会その1
 
 昨日の体育の日は秋晴れとなりました。1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開会式(10月10日)を記念して体育の日が制定されました。2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日となっています。
 3連休明けの本日も爽やかな風が気持ちのよい1日となりました。
 写真は先週の木曜日に行われた「マナー講習会」の様子です。講師にはANAの客室乗務員であり、マナー研修のプロの方をお願いしました。講師の阿南さんの立ち振る舞いを見ただけで、生徒だけでなく教職員の背中が伸びていました。
 目的は「社会人としての身だしなみ、しぐさ、挨拶等のマナーを学び、身につける」ことです。
 内容は「客室乗務員の仕事の紹介」「思いやりの気持ちを持つこと」「マナーを学ぶ」などです。「マナーを学ぶ」では、全員での「笑顔をつくる実習」や代表者4名による制服の着こなし、お辞儀のしかたの実習がありました。とても新鮮でためになる講習会となりました。
 生徒の感想を2回に分けて紹介します。
○ 客室乗務員(CA)と乗客もアイコンタクトで会話できるということがとても印象的だった。アイコンタクトはスポーツのプレー中に使う。チームのメンバー同士で、普段関わりが多いから通じるものだと思っていた。CAと乗客は初対面である。初対面でも目だけで相手に気持ちが伝えられるのは凄いことだ。これは短時間にお互いを理解できた結果であり、相手を思う気持ちがとても重要なことがわかった。[2年男子]
○ 誠実、思いやり、気配りが大切であることを体験談をもとに話された。それは、男性の乗客がお子さんのために残した飛行機型の弁当箱を、きれいに洗って、キャンディーとメッセージカードを入れてあげた。小さな気づきから始まる思いやりが人を幸せにして、それをみた第三者も幸せな気分にさせるというサイクルがすばらしいと思った。私も細かいことに気づき、気配りができる人間になりたい。この講演で、普段の身だしなみや挨拶がいかに大切であるかわかったので、実践していきたい。[2年女子]
○ マナーを徹底することはとても難しいと思った。それは、姿勢から身だしなみ、表情、言葉使いの全てをきちんとするのはとても神経が疲れるし、ストレスも溜まる。CAは乗客が気分よく過ごせるよう、これらを完璧にこなしている。私は社会ではたらくときに、失礼のないような身のこなしや言葉使いなどができるようになりたい。まずは、制服などの身だしなみや生活態度をきちんとできるよう頑張りたい。[1年男子]
○ この講演で学んだことは、「全ての人に尊敬、思いやりの気持ちを持って接すること」である。他人に道をゆずったり、後ろの人のためにドアを開けたりすることがとても大事である。また、短時間に好感をもってもらうには「いい笑顔とアイコンタクト」「身だしなみはきちんと清潔に」「動作はきびきびと」「ハキハキとした話し方」などがある。これらを守って実践していきたい。特に、相手への警戒心、不安感を払拭し、相手の心を開く効果のある『笑顔(グッドスマイル)』を常に心がけたい。[1年女子]




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