Nippoku Style | 赤い羽根共同募金を実施中
 
 10月23日(火)から、生徒会による赤い羽根共同募金が始まりました。朝は昇降口前で、昼休みは購買付近で行っています。
 登校してくる生徒に挨拶し、募金を呼びかける姿も日ごとに堂々としてきました。生徒の中には、あらかじめ募金する小銭を用意してくるものもいます。先日の献血と同じように社会貢献したい気持ちはとても強いものを感じます。特に、3年生の協力者が多いようです。
 ところで、共同募金の使い道ですが、ニーズに対し迅速に柔軟に対応できる、民間福祉活動の財源になります。
 共同募金は、都道府県ごとに行われています。災害の時などの例外を除き、集まった募金はその県内で使いみちが決められます。つまり、寄付した皆さんの地域で役立てられています。
 地域福祉活動や草の根のボランティア活動支援活動など、多岐にわたり、助成されています。たとえば、「自殺予防の電話相談“いのちの電話”活動事業費」や「ボランティア団体の行事に役立つテントの購入費」「盲人への朗読サービスを行っているボランティアグループヘ録音機材の贈呈」などです。案外、身近なところに使われています。
 一方、私たちが納税している税金は、国、県や市町村などの行政機関がすべての国民(住民)に、公平に効率的に、社会福祉の対象者にも、不公平にならないように施策を行っています。行政の施策の基本は、法律や条例などにより定められ、公平に行われています。逆に言えば、新しい要望や予想外の状況に臨機に対処できない場合が多いのです。
 ところが社会福祉の現場では、日々その対象がかわり、できるだけ早く実情に即したさまざまな活動が必要になります。そのために必要な財源として、共同募金は欠かすことができないものになっています。
 募金した皆さんの善意は、必ず活かされています。




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