Nippoku Style | 俳句愛好会、成果が実ってきました
 
 秋晴れを期待していましたが、気圧の谷の影響で厚い雲に覆われてしまいました。芸術の秋に相応しいニュースがありましたので、紹介します。
 俳句愛好会に所属する鈴木翔太(2の6、常北中出身)君の出品した俳句が、茨城県高等学校文芸部中央大会で優良賞を受賞しました。
 文芸部中央大会は「詩」「短歌」「俳句」「散文」および「部誌」の部門があります。「俳句」は1名3句まで出品することができます。翔太君は次の3句を出品しました。
 休暇明け友の素肌の皆黒し
 秋雨や友と微妙な距離を置く[優良賞]
 秋高し空の流れを皆知らず
 中学校時代、北茨城市の募集に、修学旅行を読んだ俳句を出品したのがきっかけのようです。本校入学後、俳句愛好会に入部して腕を磨いてきました。2週間単位で顧問の先生に俳句を提出し添削を受けます。彼が1年生のときに詠んだ句です。
 夏来る流れ清らな水の音
 夏空やどこに行くのか白い雲
 試験前もどかしきかな熱帯夜
 「俳句を詠みはじめて何か変化があった?」
 「ぼんやりしていた『もの』の輪郭がはっきりしたり、表現の幅がひろがったような気がします。」
 今回の受賞は彼にとって大きな自信になったことでしょう。今後の活躍を期待するとともに1年生の入部を期待します。




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