Nippoku Style | 筑波大学の公開講座を受講しました
 
 昨日に引き続き、風のない穏やかな1日になりましたが、出勤時の外気温は−5℃と朝は冷え込みました。
 先日の茨城新聞(写真下)に、福島県富岡町から避難している佐藤愛恵(2の4)さんが紹介されました。佐藤さんは筑波大学の公開講義に参加し、その内容には被災地の復興に向けた取り組みも含まれていました。
 タイトルは「日本の未来創生」、学生や大学院生向けの講義です。「未来創生」をテーマに、産業界、官界、政界、自治体首長等、日本のトップリーダーが、近未来のあり方を考え、創り出すために必要な情報や知識を語ります。5回の講座は毎回複数の講師が担当しました。
 講師には、野田武則(釜石市長)氏、皆川芳嗣(林野庁長官)氏、小野武彦(清水建設副社長・土木学会長)氏など著名な方が並んでいます。
 佐藤さんが最も印象的だったのは、福島県副知事である内堀雅雄氏の「福島県の復興への取り組み」だそうです。原発事故に意欲的に取り組む姿勢に感銘を受けたようです。何事にも積極的に取り組む佐藤さんらしいです。
 避難先である北茨城市から筑波大学まで往復5時間、講義時間3時間を含めると土曜日の1日を費やします。今回、大学から修了証書(写真下)とともに「佐藤愛恵さんは、授業態度がすばらしく、遠方からの受講にもかかわらず毎回熱心に聴講する姿が見受けられた」とのコメントをいただきました。大学の社会連携担当者のご配慮にも感謝します。
 剣道部のエースとしても活躍する、佐藤さんの夢は図書館司書になることです。




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