Nippoku Style | 仕事始めの朝
 
 今朝は凍てつくような寒さでしたが、いつものように朝の散歩に出ました。やく30分後に自宅に戻る頃、ようやく東の空が白んできます。
 2階のベランダから東の空を眺めていると、澄み渡っていてとても美しいので思わず写真を撮りました。時計をみると6時18分でした。
 昨年の11月下旬に引っ越した現在の住まいは、以前山林であったところで隣は休耕田です。キジをはじめとした野鳥がたくさん見ることができます。風の通り道らしく、朝夕はとても冷え込みます。6時50分に出勤する際の外気温は−8℃でした。水戸の公式な最低気温は−5.5℃でしたので街中よりはかなり冷え込むようです。
 正月の風物詩になった箱根駅伝、今年は日体大が30年ぶりに優勝しました。監督の別府健至さんが率いて14シーズン目の優勝でした。
 別府監督自身も日体大の主力選手で、全日本大学駅伝では3年連続で区間賞を獲得し、3連覇達成の原動力でした。だが箱根では、自身のブレーキで優勝を経験することができませんでした。そのリベンジをやっと成し遂げたのです。
 その別府監督の、今から2年前の大会直前の言葉が印象的です。
 「大学の指導者の役割は、真っ直ぐ前しか見えていない高校生とは違い、年齢的にもいろいろなところへ目がいく大学生に、陸上を本当に好きにさせることだと思いますね。だから箱根を走ったから偉い、ではなく、『このチームにいて良かった』と言わせたいんです。よく4年生に言うのは、今年のチームの結果がお前たちの将来について回るんだということです。“俺の時”というのはだいたい4年の時の結果だから、たとえ出られなくても自分の役割をしっかり果たせば、胸を張って『俺は何位だった』と言える。選手にはそうなって欲しいと思います」
 また、「学生の指導は教育という観点から入る面白さがある。まだ伸びしろがある分、楽しいですね」と言っています。
 私も「日北にして良かった」と胸を張って言える生徒を増やしたいです。




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