Nippoku Style | 寒さにも負けず
 
 昨日に引き続き、比較的暖かい朝でした。水戸では平年より2℃も高く、3月下旬の陽気となりました。
 5日の小寒から2月4日の立春までが「寒の内」と言われ、最も寒い時季とされています。寒さに打ち勝とうと剣道や柔道の寒稽古があちこちで行われます。
 本校の落葉樹もすっかり葉を落とし、必死に寒さに耐えているように見えます。しかし、その内部では新しい芽吹きの準備が着々と行われていることでしょう。ある程度の期間寒さにさらされないと開花の準備をしないのです。
 下校を促す放送が入る時間には、校舎の外は暗闇に包まれます。そして、徐々に気温が下がり、とても寒くなります。
 今日も会議室前の廊下で学習をしている3年生がいます。声をかけると明るい返事が返ってきます。
 「寒くない?」 「大丈夫です」
 「がんばってね」 「がんばりま〜す!」
 来るべき春に備えて寒さに耐えている桜の木と重なります。




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