Nippoku Style | ウニの発生を観察しました
 
 午前中は風がなく比較的暖かく感じました。
 2年生の生物の授業を参観しました。ウニの初期発生の実験です。生きているウニを用いて人工授精を行い、受精膜が形成される過程から卵割のようすまでの初期発生を観察します。
 今回使用したバフンウニはお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターから提供していただきました。海水に入れた容器を宅配便で送ってもらいます。便利な時代になりましたが、研究センターの方にはお世話になりました。
 プレパラート上で受精させた後、顕微鏡で受精膜ができる様子を観察します。教科書にはクリアな写真が写っていますが、卵が変形していたり、ゴミがあったりして苦労しています。
 さらに、2時間ほどまえに受精させた卵のプレパラートを使って、卵割の様子を観察し、それぞれの段階をスケッチします。
 顕微鏡を覗きながら「これがそうかな〜。」と自信なさそうに観察する生徒もいます。「先生、これでいいんですか?」担当する2人の教員は大忙しです。
 本校では顕微鏡での観察を頻繁に行いますので、他校の生徒よりは上手に観察することができます。スケッチも短時間に上手に描いていきます。
 「受精」や「卵割」という生命現象を直接観察した生徒達は、何を感じたのでしょうか。




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