Nippoku Style | 疑似体験を通して理解を深めました
 
 定期考査の午後の時間を利用して、教員対象の校内研修を行いました。
 「発達障害の理解とその対応〜疑似体験をとおして」と題して、勝田特別支援学校の菊間みゆき先生に講義をお願いしました。
 疑似体験の一つは軍手をして折り紙を折る体験です。時間は2分です。市販の折り紙の四分の一のサイズなので、軍手をしなくても2分で折るのはたいへんです。参加した教員は必死に頑張りましたが、思うように指先が動かず焦りも重なりうまく折れません。結局、全員が時間内に折り上げることができませんでした。
 3人の話を同時に聞いて、聞き取る作業も難しくてできませんでした。
 このような作業を通して、障害のある人の感覚を少し理解することができました。その後、菊間先生の豊富な経験と専門知識を織り交ぜたお話は、とても説得力のあるものでした。
 どんな人間でも「成長したい」「認められたい」「他人から必要とされたい」と思っています。その生徒の長所、好きなもの、得意なことをきちんと把握し、「できたらほめる」意識を忘れずに寄り添っていきたいものです。




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