Nippoku Style | やっぱり、学校は楽しい
 
 高校入試があったため、月曜日以来の授業日です。
 4時間目の時間帯に、校舎内を歩きました。廊下ですれ違う生徒たちはどこか嬉しそうです。体育館では、2年生が学年クラスマッチの練習を兼ねた体育の授業が行われようとしていました。また後で来ることにして、普通教室の様子を見にいきました。
 2の3は数学の授業でしたが、担当教諭が「校長先生、どうぞ中へ」と入り口の引き戸を開けてくれました。高校入試で使用した教室の復元作業のしかたについて指導をしているとのことでした。「担当した役割は責任をもってやりなさい。」ということで、たまたま通りかかった私にもその状況を説明してくれました。
 その後、生徒が黒板に解いた問題の解説に入ると、生徒たちは気持ちを切り替え、授業に集中していました。日立北高の良いところは「気持ちの切り替えができる」ところです。気が緩みがちなこの時期でも、いつもと変わらずにできることは素晴らしいことです。
 2の6の英語の授業では、担当教諭が受験についての話をしていました。写真を撮りに教室に入ると、「校長先生が教壇に立って下さい。」と担当教諭がカメラを構えました。何もしないで被写体になるのも恥ずかしいので、少しお話をさせてもらいました。
 大学受験の体験を聞きたいとのことでしたが、研究室での卒業研究について話しました。 分析化学が専門であること、卒論のテーマは「ルビーに含まれるクロムの量と蛍光時間の関係」であること、人工ルビーの作り方などを簡単に説明しました。文系の生徒たちでしたが、興味深く聞いてくれました。




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