Nippoku Style | メダカの色が変わるメカニズムがよくわかりました
 
 本日は高校入試事務処理のため、生徒は自宅学習です。
 昨日の1年「生物基礎」の授業で、「メダカの血流と体色変化の観察」が行われていました。メダカの血流は尾びれの部分を観察します。この観察は中学校でも行われています。
 @チャック付きビニール袋にメダカを少量の水とともに流し込み、水と空気を十分に抜く。
 A尾びれの部分を顕微鏡で観察し、血流を確認する。
 メダカの負担を考慮して、短時間の観察をこころがけます。
 次に、体色変化を観察します。この観察は発展的学習になります。
 メダカには4つの色素がありますが、体色変化は黒色素の凝縮又は拡散で起こります。そこで、明るい場所と暗い場所に置いたメダカを観察し,黒色素の凝縮や拡散のようすを調べます。
 この観察前に、生徒に発問すると、「黒色素が凝集すると体色は濃くなる」と答える生徒がほとんどです。
 「見えた〜。金平糖、いや、アメーバのようだ。」拡散した状態の黒色素を観察できた生徒の感想です。
 観察できた生徒は、黒色素の凝集と拡散の違いをきちんと理解できます。やはり「百聞は一見にしかず」です。




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