Nippoku Style | 昨日 第3学年 学年集会が開催されました。
 
  本校は『一人一人の文武不岐』を目指し、教職員と生徒が一丸になって邁進しております。新課程で学習すべき内容が大幅に増加したことに伴い、授業時間確保を優先して様々な工夫を凝らしています。
まず、年間20日間(50分×4コマ)の土曜課外を実施しています。また、授業日を年間4日間増やし、 7月23日・9月29日・9月30日・1月7日を授業日に指定しています。さらに今年度から1・2年生の夏課外A日程5日間(午前4H)を必修課外に指定いたしました。部活動加入率が80%以上になり、『部活動参加生徒が課外を受講できない』『部員の半分以上が課外を受講し部活動の一斉練習が出来ない』などの声に対応したものです。その結果、年間総計で50分×125コマ の時間が確保できました。今年度は、全普通教室18教室にエアコンが設置され、真夏の暑い時期でも快適な環境で学習できるようになりました。この夏の頑張りは、必ず本校生の『一人一人の文武不岐』に役立つと信じています。
 17日(木)午後、三学年学年集会が開催されました。今年の三年生は、部活動も本当によく頑張りました。週3日7時間授業・土曜課外・模擬試験・定期試験前練習禁止等で練習時間が制約される中で多くの運動部が県大会に進出いたしました。男女ソフトテニス個人・陸上競技個人・山岳部団体の関東大会出場・女子ソフトテニス県ベスト4・男子ソフトテニス県ベスト8・男子バスケット県北優勝・男子卓球団体県北優勝・男子硬式テニス団体県北優勝・女子バドミントン県北優勝・女子バスケット県北準優勝・硬式野球部河北大会第3位等素晴らしい成績でした。先週末の試合で、野球部員も引退し、本格的に受験生活がスタートいたしました。部活動で頑張った学年は、進学でも頑張れるのが日立北高の伝統です。
 夏休み前最後の学年集会で、山田学年主任・英語科深谷先生・数学科野田先生・理科飯塚先生などから夏休みに向けての心構え等を説明がありました。生徒達は、システム手帳に先生方の話の要点をしかりと記入していました。山田学年は、入学当初から『守・破・離』の精神を生徒達に訴えてきました。
「守」:指導者の教えを忠実に守り、聞き、模倣する段階
「破」:指導者の教えを守るだけでなく、自分の考えや工夫を模索し試みる段階
「離」:指導者から離れ自分自身の形を作る段階
3年生も、いよいよ『離』の段階に到達しました。夏休みには、それぞれの進学希望先と現在の学力を考慮し、それぞれが自分に最適の学習計画を立て、上手にスケジュール管理してください。
3年生向けの課外については、年間行事予定表にあるA〜D週の4週間、1コマ50分7コマで計画がされています。時間帯は8:30〜17:00になりますが、最後の7コマ目は50分で終わることはなく、80分とか100分になることが多いようです。
 今年はこの4週間に加えて、学校開放日が10日間、保護者面談期間が5日間あります。さらに、お盆の3日間も日直の先生がいて自習室は使用可能です。模擬試験が2日間ありますので、トータル40日間  毎日学校で学習することが出来ます。40日×10H = 400H以上 学習することは受験生の常識です。
また、サテライト室はエアコンも完備しており、集中して英語のサテライト講座を受講するには最適の季節です。夏休みは長丁場ですので、生活のリズムを整えて体調を維持したいものです。学習する際もこまめに水分を取りましょう。
 学年集会に集まった生徒たちの表情は、真剣そのものでした。今年の夏にかける彼らの意気込みが伝わってきます。『夏を制する者は受験を制す』と言われています。三年生諸君の今年の夏の頑張りに期待いたします。


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