Nippoku Style | 夏期アメリカ親善研修 13日目・14日目です。    
アメリカ親善研修13日目・14日目の様子を下村レポートで紹介いたします。
アメリカ研修13日目です。 下の写真はバーミングハム市庁舎です。
 今日の授業ではグループで物語を作ったり、ものについて説明をしたりしました。物語を作りながら生徒達は "They lived happily ever after.(めでたしめでたし)" などの表現や比較級などの文法をペアのアメリカ人に教えてもらいながら身につけることができました。クラスにアメリカ人の学生が7人もいるという贅沢な環境で生徒達は英語を勉強しています。
 午後はバーミングハム市の市長に会いにいきました。市長は急遽予定が入ってしまい約束した時間には会えませんでしたが、私たちがバーミングハム美術館を見学していると市長が私たちにわざわざ会いに来てくれました。わずかな時間でしたが市長は私たち全員と握手をしてくれ、自己紹介をしました。

 バーミングハムの美術館には特別展で日本の侍の鎧と武器が展示されていました。アメリカ人の学生達は大変興味を持ち、「兜、小手、胴」などの鎧の部位の名前を興味深そうに勉強していました。また、常設展ではアフリカ、アジア、ヨーロッパの所蔵品、インディアン美術作品やアメリカの絵画まであり、あたかも世界を旅した様な感じがしてとても楽しかったです。館内を見終わるまでに2時間もかかりました。生徒達は記念に美術館のTシャツを貰いました。

  この日の夜は現地の学生達がムービーナイトで "Spirited away (千と千尋の神隠し)"を英語字幕で観ました。外国で日本の映画を観るのには違和感がありましたが、改めてジブリ映画の質の高さを感じました。アメリカ人は上映中、拍手をしたり、声を挙げて笑ったりしながら映画を観ていました。彼らが日本のアニメーションを本当に楽しんでいることが分かりました。日本語を勉強している現地の学生は「銭婆」の日本語はどこの方言なのか?など鋭い質問をしてきました。現地の学生は日本のアニメを日本人よりも知っている人がいます。いかに日本のアニメが海外で人気があるかを実感しました。
   

アメリカ研修 14日目です。

 今日は最後の授業でした。今日は "Can you~?" でできること、できないことを相手と質問し合いました。テキストの質問は面白く「aから始まる国名を5つ挙げられるか?」、「こんにちはを5カ国語で言えるか」、「頭の上に本を5秒以上乗せてられるか?」、「小学校の頃の先生を6人言えるか」など実際試しながらペアワークをしました。その後、世界各国で許可されていることされていないことをあてるクイズをしました。「トルコでは女性が軍隊に所属できる」、「ドイツでは高速道路を自転車で走っても良い」、「ジュネーブでは日曜日に芝刈りをしてはいけない」などが本当か嘘かをグループで話し合いながら答えを考えました。

 その後、日本の総領事の須永和男さんとマークジャクソンさんに会いました。須永さんは日本政府の代表としてアラバマ州、ジョージア州などの5つの州を管轄しています。主な仕事は日本人の生命や財産を守ったりビジネスのサポートをしたりしているそうです。須永さんは私たちの質問にも答えてくれました。そして「英語は継続して学ぶことが大切です。私は40年以上勉強していますがまだ私の英語力は十分ではありません。私は今も勉強を続けています。
 英語力を伸ばすには積極的にネイティブスピーカーと英語を使う環境を作っていくことが大切です。がんばってください。」というアドバイスをいただきました。国際社会で活躍している人と話をしたことで、海外で働きたいという気持ちがさらに強くなった生徒もいました。須永さん、本当に貴重なお時間をありがとうございました。 明日はアラバマ滞在の最終日です。

 明日は急遽、アラバマ州のテレビに出ることになりました。朝7時の 情報番組"Good morning Alabama" に出演します。 生徒達は夜遅くまで、インタビューに備えて質問を想定し、その解答の練習をしました。頑張れ日北生!


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