Nippoku Style | 放送コンテストで優勝しました。
 
 11月10日に開催された平成26年度高等学校放送コンテスト新人大会朗読部門(65名参加)で瀧澤海斗(2年)が見事 最優秀賞(県知事賞)を獲得し、優勝いたしました。
 瀧澤君は、今春に行われたNHK全国放送コンテスト茨城県大会で、第六位に入賞し、全国大会を経験いたしました。全国大会での経験を生かし、密かに練習を重ねてまいりましたが、本校に放送部はなく放送委員会として活動のみです。放送コンテスト新人大会には、年間を通して活動している他校の放送部の生徒が多数参加し、なかなかハイレベルの戦いでした。練習時間の少ない中、朗読作品の選出・朗読場面の選定などにも細心の注意を払い、自分の力を最大限に発揮して見事優勝しました。来年夏に開催される総文祭滋賀大会への参加資格を得る出来ました。誠におめでとうございます。
朗読部門は、自分の選んだ作品を90秒から120秒間に朗読して審査してもらうコンテストです。瀧澤君は、地元の水戸一高出身で作家の恩田陸さんの「夜のピクニック」で題材に選び、その中で、主人公の西脇徹君とその親友の戸田忍君が夜、互いの秘密を語り合う場面を朗読いたしました。
朗読作品
  「夜のピクニック」 恩田陸(水戸一高出身)
   2004年7月に新潮社から発売、第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞を受賞した。
全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。3年生の甲田貴子は、最後の歩行祭、1年に1度の特別なこの日に、自分の中で賭けをした。それは、クラスメイトの西脇融に声を掛けるということ。恋心とは違うある理由から西脇を意識していたが、一度も話をしたことがなかった。
登場人物
西脇融(にしわき とおる) テニス部。同級生の甲田貴子とは異母兄妹。
甲田貴子(こうだ たかこ) 同級生の西脇融とは異母兄妹。母はシングルマザー。
戸田忍(とだ しのぶ)   融の親友。水泳部。以前に内堀亮子と付き合っていた。
       原作では眼鏡をかけている描写があるが、映画版ではかけていない。
       はっきりと言及はされていないもののの、貴子のことがすき。
遊佐美和子(ゆさ みわこ) 貴子の親友で和菓子屋の娘。北高男子の憧れの的。
       原作と映画版では兄弟の設定が異なる。
榊杏奈(さかき あんな) 貴子と美和子の親友で帰国子女。

 中学生・高校生の皆さん これを機会に恩田陸の作品を読んでみてください。


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会