Nippoku Style | 中庭の桜が咲き始めました
 
 昨日は、県立高等学校の一般入学選抜試験が行われました。
 小雨模様のあいにくの天気でした。午前7時50分過ぎ受験生が集まり始め、各中学校ごとに引率の先生を中心に話をしている姿が、ロータリー前のあちこちで見られました。北風が強く、気温も低かったので、受験生控室である体育館の安全が確認できた後、受験生には早めに入場してもらいました。
 1時間目の英語から5時間目の理科まで、受験生達は真剣な表情で問題に向かっていました。試験中、受験生達は必要なもの以外を教室内に持ち込むことができないので、荷物は廊下に置かれています。その荷物を、廊下を吹きぬけてくる冷たい風に耐えながらジッと見守っている方や、警備のために冷たい北風に晒されながら屋外で巡回している方など、すべての教職員が力を合わせることで、無事に昨日の試験を終えることができました。
 本日は、特色選抜の面接試験が実施されました。
 中庭に植えられている「日立紅寒桜」が、かわいい花をつけ始め、ちょうど見頃になりました。数年前に植えられたばかりの、まだ枝もほとんど伸びてない細い幼木ですが、たくさんのつぼみをつけている様子を見ていると、小さくても「生命の力強さ」を感じます。
 この日立紅寒桜を、本校では「合格桜」と呼び、大切に育てています。ちょうど、大学入学試験の結果が出る頃に咲き始めるので、そう呼ばれるようになりました。
 合格。この二文字を目指し、先日卒業した生徒達の中には、卒業後も学校にきて頑張っている者もいます。日立北高では、国公立大学の後期試験が終わってからも、最後まで、頑張る生徒を応援し続けます。


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