2022.06.18 【第16回浪漫祭】2日目です

6月18日(土)、【第16回浪漫祭】の2日目です。コロナ禍の中ではありますが、同居家族2名までに制限をするなど新型コロナ感染症予防対策に万全を期しながら、一般公開をいたしました。事前申請制で、590名の方から参観希望があり、当日、来校下さいました。たくさんのご家族が日立北高を訪れて下さり、各クラス・部のイベント会場・展示会場・キッチンカー等では大変な賑わいを見せていました。特にお化け屋敷系のクラス企画会場では長蛇の列が出来るほどの大盛況振りでした。

来場したお客様に話を伺ったところ、「日立北高生は生き生きと取り組んでいて、とても楽しそうでした。高校生から元気をもらいました。」とおっしゃっていました。また、他の方からは「お化け屋敷は入り口での動画のガイドやコース内のアップダウンや、怖がらせる仕掛けの工夫に感心ました。」「小学生の子どもを連れてきたが、生徒さんが小さい子に寄り添ってガイドして下さり、アトラクションを楽しむことができて、喜んでいた」との言葉も頂きました。浪漫祭は来場者の方に好評を博し、生徒企画を楽しんで頂いた様子で大変嬉しい限りです。

日立北高生が、浪漫祭を通してHospitality:おもてなしの心を発揮し、日立北高の良さとともに、生徒自身が創造した【日立北高文化】を発信できたと思います。また、クラス企画だけでなく前夜祭・開祭式・後夜祭でのステージ発表や仮装などで、非日常体験を共有し、テーマ『Breakthrough―笑顔のその先へ―』にあるように、時には弾けながら古い自分の殻を”打ち砕いて”「Breakthrough」していくことができたのではないかと思います。さすが日北生。校長として誇りに思います。

2・3年生にとって最後の浪漫祭は,高校時代の良き思い出として,生徒の皆さんの心の中に一生刻まれたのではないかと思っています。生徒の皆さんにはこの体験を糧にして、各人が描く次の夢の実現に向けて、新たな出発をしていって欲しいと願っています。

とても良い雰囲気の中,3日間に渡る、浪漫祭が無事終了できたのも、沢山のことを計画的に積み重ねてきた生徒会・委員会の生徒や各担当の先生方の努力の賜だと思います。そして、地域や保護者の方々など多くの皆様のお力添えお蔭です。ご支援をいただいた皆様に心から御礼を申し上げます。有り難うございました。

カテゴリー: 北高風景, 学校行事, 校長所感 | 2022.06.18 【第16回浪漫祭】2日目です はコメントを受け付けていません

2022.06.08 薬物乱用防止教室【1学年】を実施しました

6月8日(水)の6限目、1学年生徒を対象に薬物乱用防止教室を実施しました。危険ドラッグなど薬物の危険性について正しく理解し、薬物乱用をしないよう規範意識の醸成を図ることを目的として、 例年実施しているものです。今年は3年ぶりに対面で実施することができました。講師として日本薬科大学教授の佐藤卓美先生をお招きし、以下のテーマでご講演を頂きました。

『クスリ始めますか?それとも人間続けますか?クスリやめますか?それとも人間やめますか?-薬学からみた薬物乱用-』

佐藤先生の講演では【○タバコ、酒が薬物使用につながる。○薬の作用と副作用は表裏一体。○薬は患者には有益、健常人には毒。○一度損傷を受けた脳は、再び元に戻らない。その害は一生ついてまわる。○薬物乱用は「こころ」と「からだ」に致命的な障害を与える。本人の身体を蝕み、未来をなくす。また、本人だけでなく家族も巻き込んでしまう。○「危険な場所には近づかない」、「逃げること」も勇気。薬物乱用の甘い誘いには「No!」と答える勇気、信頼できる人に相談する勇気が大切。】など、印象に残る言葉が沢山有りました。薬学の専門的知見に基づき具体的な根拠を示され、説得力があるものでした。 佐藤先生の講話を聞いて、生徒は、薬物乱用を「身近な問題」として捉え、「一度手を出すと、やめることが非常に困難となるその恐ろしさ」を痛感した様子が伺えました。

カテゴリー: 北高風景, 学年行事, 未分類 | 2022.06.08 薬物乱用防止教室【1学年】を実施しました はコメントを受け付けていません

2022.05.27 部活帰りに日立北高生がお手柄です

 嬉しいニュースです。5月27日、本校バドミントン部の茅原知良さん(3年)と荒川亮佑さん(2年)が、道に迷った高齢男性に寄り添い、保護したとして、日立警察署の遅沢隆夫署長から、感謝状を頂きました。

2人は4月23日午後1時ごろ、バドミントン部の部活帰りに、高齢男性(83)に声をかけられ、男性が「帰り道が分からない」などと話していたことから、男性の荷物を持ってあげ、男性が語る自宅の住所に向かって案内し、一緒に歩いて行ったそうです。 ところが、途中で男性が倒れてしまったため、これ以上歩くのは危険と判断し、機転を利かせて110番通報。水を飲ませて休ませるなどして男性の安全を確保し、警察が到着するまで付き添ったとのことです。

 わざわざ本校に来校し、2人に感謝状を贈呈下さった遅沢署長からは「大人でもなかなかできない対応。生涯の糧になると思う」とお褒めの言葉を頂きました。茅原さんは「元々、将来の夢が警察官」とのこと。頼りになる警察官を目指して夢を実現させてください。荒川さんは「男性が無事、家まで帰れて安心した。困った人がいたら、助けたり声をかけたりしたい」と感想を述べていました。心強い限りです。頼もしい生徒の姿を前にして、贈呈式に出席した蛭田教頭先生やバドミントン部顧問の櫻井教諭も目を細めていました。

日立北高生が、他者への思いやりや優しさなど、人として大切なことをしっかりと育み、他者のために行動を起こせたことを、校長として誇らしく思います。まさに日立北高Prideを具現化した行為だと思います。これからも地域の方々と連携し、地域とともに歩むことができる日立北高生であって欲しいと願っています。

カテゴリー: 北高風景, 未分類, 校長所感 | 2022.05.27 部活帰りに日立北高生がお手柄です はコメントを受け付けていません

2022.4.6 午後は入学式の準備です

入学式前日の4月6日(水)の午後、校内を回ってみました。

体育館では、先生方が入学式に向けた会場作成に余念がありませんでした。入念な準備、有り難うございます。コロナ対策のための手指消毒エリアのテーブル上にも、お祝いの花籠が添えられていました。さりげない気遣いに感心です。

校長の前任校である小瀬高校の『花生け』の活動を支援している、JA常陸奥久慈枝物部会の石川幸太郎様から、転任の記念に頂いた山桜の枝も、日立北高の先生方によってしっかりと生けられ、凜とした風情で会場に春を届けてくれていました。

 

放課後、1年生の各教室を覗いてみると何やら作業をしている模様。上級生(2年生?)達が教室の背面黒板に、新入生を歓迎する黒板アートを作成していたのでした。よく見ると、1組~6組まで全クラスの背面黒板に、桜の花吹雪や思い思いのアニメキャラクターなどが描かれ、「入学おめでとう」「Congratulations!」「日北へようこそ!」「出会うために生まれた」などの素敵なメッセージも添えられています。上級生の心のこもったお祝いアートは、きっと、励ましのエールとなって、新入生にしっかりと伝わることでしょう。

【新入生歓迎の黒板アート】は、日立北高の伝統行事になっているのかな。心優しい上級生の皆さん、有り難うございました。

カテゴリー: 未分類 | 2022.4.6 午後は入学式の準備です はコメントを受け付けていません

2022.4.6 始業式を実施しました

4月6日(水)朝、昇降口で新クラスの発表がありました。その後、始業式にさきがけて、2,3年生が一堂に会して、新任式が行われました。新任の職員が紹介され、新任職員を代表して校長が挨拶をしました。続いて生徒会長の及川君が、歓迎の言葉を述べました。

始業式の校長講話では、校訓の【誠實・克己・創造】について以下のお話をしました。

①【克己】に繋がる力として…「志を抱き、地道に継続する力」を持って欲しいこ

と。●「思いは言葉となり、言葉は行動となる。行動は習慣となり、習慣は人格となる。そして、人格は運命となる。」●「虚仮(こけ)の一念 岩をも通す」という言葉を紹介しました。努力を継続して初志貫徹し、自分でも気づかなかった自分を発見して下さい。

②【創造】に繋がる力として…「失敗を恐れずチャレンジする力」を持って欲しいこと。●「”失敗”と書いて”成長”と読む」の精神で。●「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」という言葉を紹介しました。失敗を恐れず勇気を持って行動を起こし、自身の未来を創造して欲しいというお話をしました。皆さんのこれからに期待しています。

その後、担任発表に続いて、生徒指導主事及び進路指導主事からの講話が有りました。

【生徒指導主事:澤畠雄一先生の講話より】…●何不自由なく普通に暮らせることは、当たり前では無い。そのことを意識して生活して欲しい。●『日北Pride』という言葉がある。良い意味で【日北ブランド】を創造して欲しい。●改正民法が施行された。成年年齢引下げに伴うメリットと危険性を知り、責任を自覚して欲しい。

【進路指導主事:埜渡陽一先生の講話より】…●マレーシアで教鞭を執り、現地で生活した経験から、「体験に勝る学びはない」ことを実感した。聴いたり・触れたりなど、五感で体験できることを大切に。●マレーシアで、英語でのやり取りを経験し、「言葉の大切さ」を痛感した。「思い」を、話にしたり紙に書いたりして表現することを実践して欲しい。

新たな年度のスタートを切るに当たって、お二人の先生お話は、とても深い内容の示唆に富むものでした。折に触れて、心に刻みたいものです。

始業式後には、各教室において新担任と対面し、初めてのLHRが行われました。

カテゴリー: 学校行事 | 2022.4.6 始業式を実施しました はコメントを受け付けていません

2022.4.4 離任式を実施しました

4月4日(月)離任式が行われました。最初に、校長から離任される先生の経歴紹介があり、参加頂いた8人の先生方からお一人ずつ、ご挨拶を頂きました。その中から、印象に残る言葉を紹介します。

●井の中の蛙、大海を知り、海の深さを知る。無駄な勉強はない。”Imagine Your Future.” ●「成功の反対はあきらめること。あきらめない限り夢は続く。」の言葉を忘れずに。●人生100年時代。一度きりの人生です、他人の人生では無く、自分の人生を歩んで下さい。●皆さんは多くの可能性を秘めている。自分で限界を決めるのは勿体ない。●自分に対して厳しいことを言う人を大事にして下さい。自身の限界を超えよう。●今後、Key-board演奏と音楽に力を注ぎます。私が組み上げた演奏を贈ります。(DTMによる校歌演奏ボーカロイドの歌唱を披露) ●今朝の雨は、空が私の代わりに泣いてくれたのかも。後悔の無い学校生活を。●思考力と創造力、そして問題にぶつかっても冷静に判断する力を培って下さい。日北生ならできる。

寒の戻りの冬のような寒さの中でしたが、先生方のご挨拶は、いずれも日立北高への熱い想いと日北生への愛に溢れており、参加した2,3年生たちは、静かに耳を傾け、その言葉を胸に刻んでいる様子でした。先生方からのメッセージは大きな励みとなったことと思います。その後、生徒会長の及川君が、惜別と感謝の言葉を述べ、続いて、生徒達から花束を贈呈して式を閉じました。先生方は、式終了後、大きな拍手で見送られ,万感の想いを胸に本校を離任されました。離任された先生方のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。

 

カテゴリー: 学校行事 | 2022.4.4 離任式を実施しました はコメントを受け付けていません

2022.4.1 新しい年度が始まりました。

初めまして、今回の異動で、退職された鈴木 仁 校長先生の後任として、小瀬高校から日立北高に転任して参りました、校長の内桶二郎です。

40年の歴史を刻み、県北の名門校として確固たる地位を築いてきた日立北高に赴任できたことを大変光栄に思います。実は、私は、かつて、日立北高に教諭(数学担当)として9年間勤務しておりました。今回20年ぶりに再び日立北高を訪れることとなり、懐かしさと、人の世の不思議な縁を実感しています。

今日まで【継続は力なり】のスローガンのもとに、日立北の良き伝統を築かれた諸先輩方(生徒や先生方)の熱い思いとご労苦や、生徒や保護者・地域の方々から寄せられる期待を思うとき、自身に課された責任の重さに、身が引き締まる思いがしております。

さて、このNippoku Styleでは、校長室から見た日立北高生の活動の様子や、私が気付いた生徒、先生方や学校のさりげない日常を切り取ってお届けできたらと考えています。 本日午前中の職員会議では、先生方に【目指す学校像】に関連したお話しを致しました。Keywordは次の通りです。

①「体験に勝る学びなし」体験を重視し、生涯役立つ「学び方を学ぶ教育」の実現を。 ②「【失敗】と書いて【成長】と読む」の精神で。チャレンジする生徒の背中を押そう。③「学校は挫折から立ち直る術を学ぶ場」生徒に伴走し、生徒のレジリエンスを育もう。④「互いの多様性(Diversity)を尊重(Respect)」できる「グローカル」な態度を育もう。 

日立北高の先生 方とは初めての出会いですが、皆さん、真剣な表情で耳を傾けて下さり、先生方の強い意欲を感じました。生徒や保護者、地域の方々、そして先生方とで力を携えて、日立北高の新たな飛躍のページを、共につくっていけるよう尽力してまいります。どうぞ宜しくお願いします。

 

 午後に、20年ぶりの訪れた日立北高の校舎内を歩いてみました。中庭では、柔らかな春の日差しの中、20年前と変わらぬ木々達が大きく成長した姿で迎えてくれました。寒の戻りが有りましたが、花や新芽は着実に春の装いの準備をしているようです。

カテゴリー: 校長所感 | 2022.4.1 新しい年度が始まりました。 はコメントを受け付けていません

2022.3.1 第39回卒業証書授与式

2022.3.1 第39回卒業証書授与式

本日、第39回卒業証書授与式を挙行いたしました。三年連続して、卒業生と保護者の皆様、職員だけの小さな卒業式となりました。ほぼ二年間、制約の多い学校生活に、いつまで続くのだろうかという思いと感染予防対策を緩めることができないもどかしさに気が沈むことも多かったのではないかと思います。そんな中で「今やれることを、今やれるときに」と先頭に立ち、前向きに活動してきた卒業生の立派に成長した姿には、とても感慨深いものがあります。コロナ禍によって、健康の大切さを意識し、ふだんの生活は当たり前でないことを知りました。また、社会では、助け合いとやさしさの大切さが強く意識され、リモートワークを始め働き方改革など当たり前の見直しが加速されました。卒業後も変化の激しい予測困難な状況が続くと思われますが、皆さんが自信と誇りをもって、新たなステージで活躍されることを切に願っております。母校はそんな皆さんをいつも応援しています。何事も臆することなく、志を高く、夢を持ってチャレンジしてください。
皆さんの幸多き未来と更なる飛躍を祈念しております。

中庭に咲く「日北合格桜」

 ※日立市固有の早咲きの桜「日立紅寒桜(べにかんざくら)」

カテゴリー: 学校行事 | 2022.3.1 第39回卒業証書授与式 はコメントを受け付けていません

2022.2.28 同窓会入会式を行いました

2022.2.28 同窓会入会式を行いました
本日、第39回同窓会入会式を行いました。始めに、同窓会を代表として会長の佐藤十王 様より、卒業を迎える三年生へのお祝いと歓迎の言葉をいただきました。続いて、生徒代表あいさつ、記念品授与、校長あいさつ、学年幹事紹介が行われました。卒業生の総数が今年度をあわせて10,646人となり、同窓会としてますますの発展が期待されます。

 

カテゴリー: 未分類 | 2022.2.28 同窓会入会式を行いました はコメントを受け付けていません

2022.2.16 Nippoku Challenge

2022.2.16 Nippoku Challenge 
本日、第1学年が総合的な探究の時間「Nippoku Challenge」のクラス発表を行いました。第1学年は、探究の手法を身につけることを目標として、地域探究を進めてきました。今日は、4,5名からなるグループ毎にテーマを決めて取り組んできた成果を各クラス内で発表しました。いずれの発表も「課題設定」、「 情報収集」、「整理・分析」、「 まとめ・表現」そして新たな課題の設定へと進む過程で、より深い理解と問題意識が得られていると感じました。また、お互いに評価しあうことで、探究学習の面白さを感じることができたのではないかと思います。KJ法や付箋紙、タブレットを駆使したグループ学習の楽しさもさることながら、知識を関連づけることやいろいろなアイデアを出し合うことができる主体的な活動に生徒の皆さんも大きな魅力と学ぶ喜びを感じているようです。学習にとどまらず、将来、仕事や社会活動など、様々な場面で役立つ力となることを知っておいてほしいと思います。テーマの中には、「日立市の人口減少」や「日立市の魅力」を扱ったものが多数あり、改善策やユニークな提案も示されるなど、高校生として真剣に地域の将来を考えていることがとても印象的でした。近い将来、一人でも多く地域で活躍してくれることを期待しております。

     

カテゴリー: 学年行事, 学校行事 | 2022.2.16 Nippoku Challenge はコメントを受け付けていません