Nippoku Style | 今日から授業です。
 今日からまた平常日課に戻り,授業が始まりました。
 今日は清掃・全校集会・学年集会のあと1H・2H・5H・6H授業です。最近の集会は,集会委員が先頭位置を決め,教員が指導しなくても整列して開式3分前には話し声も止むようになりました。生徒達は,身だしなみを整えて『フォーマルスタイル』で静かに開会を迎えます。校長講話の後,各学年毎に集会を行いました。
 長い夏休み明けとは思えない,落ち着いた雰囲気で集会が始まりました。ここ数日の涼しさのせいなのか,生徒達は実に元気そうで,凛々しく見えました。先週金曜日に全員模試が実施されて,全員登校しました。また,明日から定期テストが始まるので,部活動停止期間です。30日(土)31日(日)の2日間は,定期試験の準備をしていた生徒達が多かったようです。集会での真剣な眼差しからもこの夏の充実ぶりが感じられました。実に頼もしい限りです。

 校長講話 要旨  『新たな伝統をつくろう』 

 夏休みが終わりました。皆さん有意義な夏休みを過ごすことができましたか。夏休み前の集会で『【困難は分割せよ】【目的を達成するためには,小さな達成感を積み上げていく】ことが重要です』と話しましたが,夏休みには実践できたでしょうか?  これから秋本番です。いよいよ勉強に部活動に最適の季節です。大いに勉学に,部活動に励んでほしいと思います。
 さて,日立北高30周年記念誌に皆さんの先輩がすばらしい文章を寄せていたので一部を紹介します。平成7年卒の岸本海織君です。2011年秋には,進路講演会講師として講演していただきました。
 日北スタイルにも過去4回紹介されています。
2010.11.18
2011.11.07
2011.11.10
2011.11.15 です。
 素晴らしい先輩ですので,是非詳しくホームページをご覧になってください。

 現代社会では,必死になって努力することがなかなか難しい環境になっている。嘆かわしいことです。しかし,自分が望むものになるために努力することは,決して恥ずかしいことではない。そして「努力」は隠すべきではない。誰もが努力を表に出すことで,周りの誰もが心おきなく努力することができます。特に高等学校では,そのような環境を作っていただきたい。在校生の皆さんには,クラス一丸となって,今できる君たちなりの「本当の努力」を考えてみてほしい。
と書いています。さらに,2011年の進路講演会の中で, 高校生に考えて欲しいことは以下の4つと述べていました。

(1)自分が努力していることを誇りに思うこと
(2)ヒトの努力をバカにしないこと
     努力の方向は人それぞれ
     足の引っ張り合いをしないで『みんなで』伸びる
(3)勉強することは『偉い』ことではない。
     家族・友人・先生に当たり散らしていませんか?
     むしろ勉強させてもらっていることに感謝することが重要
(4)学問を愛すること:学問を楽しむこと
     学問とは,過去の人間の解き明かした集大成,続きは我々が引き継ぐ覚悟を
   
岸本先輩は文章の中で,「僕ら」「クラス一丸」という言葉をしばしば使っています。「受験は団体戦だ」と言われます。クラスの仲間と励まし合い,切磋琢磨して実力をつけようということです。当然,部活動にも当てはまります。創立34年目の新しい日立北高ですが,こんな校風を伝統として残してもらいたいものです。 これからの皆さんのますますの活躍を祈ります。                       


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会