2023.12.10【沖縄修学旅行1日目】旅立ち・首里城公園

 12月10日(日)~12月13日(水)、本校2学年生は、沖縄への修学旅行(3泊4日)を実施します。12月10日(日) 本日はその出発日です。コロナ禍が下火になったとはいえ、10月以降、インフルエンザ感染が断続的に発生していたことは大きな懸念材料でした。しかし、朝の時点で、体調不良者はなし。ベストな状態で修学旅行を迎えることができました。
 8時15分、団長の蛭田文教頭をはじめとする教員11名・生徒213名を乗せたバスは、予定通り十王駅を出発していきました。その後、羽田空港13:15発のANA473便に搭乗し、沖縄に向けて飛び立っていきました。16時過ぎに 那覇空港に到着。その足で首里城公園を見学しました。守礼門の前では、クラスの集合写真を撮影しました 。
 3年前、新型コロナ感染症の拡大をうけて、先輩たちは 沖縄への修学旅行の中止を余儀なくされました。 2年前、横浜への1泊2日の修学旅行に変更となりました。先輩たちの無念さを思うと、こうして修学旅行が実施できることは、決して当たり前のことではありません。生徒・保護者の方は勿論のこと、教員にとっても大変感慨深いものがあります。
 生徒諸君には、沖縄に行けなかった先輩たちの思いも胸に刻んで、沖縄だからできること、沖縄でしかできないことをしっかりと体感し、多くのことを学んで来て欲しいと願っています。実り多い、思い出に残る修学旅行となることを期待しています。

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2023.04.11【対面式】を実施

 4月11日(火)、 14:00~【対面式】を実施しました。対面式は毎年、生徒会が中心となって企画・運営している、新入生を歓迎するための恒例行事です。まず 、軽快なBGM と共に体育館に入場する新入生を拍手で迎え、新入生と2・3年生が対面をしました。 最初に、上級生を代表して、生徒会長の 齋藤かさねさんが、「ご入学おめでとうございます。新入生の皆さんのご入学を心待ちにしていました。『継続は力なり』という校是のもとに、部活動と学業を両立し、どちらも熱心に取り組んでいる生徒が多いのが日立北高の特徴です。1日1日を大切にし、皆さんの学校生活がより良いものになることを祈っています。」と歓迎の言葉を述べました。それに応えて、1年生を代表して渡邉輝竜さんが挨拶に立ち「入学したばかりで 戸惑うことも多いですが、1日も早く環境に慣れ、授業や部活動に一生懸命取り組んでいきたいと思っています。先輩方のご指導を宜しくお願い致します。」と抱負を述べました。そして、上級生からは、新入生の各クラスの代表に記念品(連絡用ホワイトボード)が贈呈されました。この後、今年度の新企画『新入生Q & Aコーナー』が実施されました。これは、新入生に日立北高についての素朴な疑問を質問として投げかけてもらい、それに対して上級生が回答するというものです。新入生からは「勉強と部活の両立はどうすればできるか?」「日北で一番楽しい行事は何か?」「部活動で成長したと感じる時は?」「購買部のおすすめメニューは?」「苦手教科の克服法は?」「高校1年時にやっておいた方が良いことは?」「睡眠時間を確保し、メリハリのある生活を送るには?」など、数多くの質問が寄せられました。多様な質問に対して、生徒会役員や、役員から指名を受けた3年生たちが、自身の経験も踏まえて、ユーモアを交えながら、丁寧に回答してくれました。 Q & Aの後は、全校生徒で日立北高校の校歌を合唱しました。その後、上級生たちが撮影・編集した部活動紹介動画を、皆で視聴して対面式を終了しました。今回『Q & Aコーナー』の質問事項は事前に回答者に知らされていませんでしたが、生徒会や上級生の皆さんが、即興で回答してくれました。お陰様で、終始和やかな雰囲気で新入生と上級生が交流することができました。対面式を運営してくれた皆さんに感謝の言葉を送ります。 ありがとうございました。   

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2023.04.07【第43回入学式】挙行

 4月7日(金)、 10:00~【第43回入学式】を挙行しました。今年度は 新型コロナ禍による各種制限が緩和されたことを受けて、来賓の方々や保護者を多数お招きし、吹奏楽部の生演奏を復活させるなど、3年振りに縮小のない形で実施することができました。 吹奏楽部の演奏とともに、少々緊張した面持ちで入場した新入生でしたが、入学許可宣言の際には、担任の先生からの呼名に対して、大きな声で返事をする頼もしい姿が見られました。 校長式辞では以下の3点についてお話しをしました。

①皆さんの高校生活は白紙の状態。どんな3年間になるかは『思い=志』にかかっている。日立北高で、思いを注ぎ込めるものを見つけ「思い=志」を持って努力を継続して欲しい。
②挫折から立ち直る「しなやかな回復力=レジリエンス」を、日立北高で身につけて欲しい。「失敗と書いて”せいちょう”と読む」の精神で、失敗を恐れず挑戦して欲しい。
③喜びを分かち合える生涯の友と出会い、学びの楽しさや人の道を示して下さる先生との出会い、運命を変える本との出会いなど、人生を豊かにする出会いを大切にして欲しい。
 入学生宣誓では、入学生215名を代表して、1年5組の佐々木渉真くんが「日立北高の名に恥じないように、勉強や部活動に力を尽くしていきたい」と立派に決意表明を行いました。   

 来賓を代表して、本校同窓会長の佐藤十王様からは「日立北高では、伝統的に努力を尊ぶ気風があり、生徒は、努力を継続し、部活動・進路実現で大きな成果を上げてきた。卒業生は学校で努力の仕方を学んで社会に出て活躍している。『明日の自分を今日つくる』という言葉を胸に刻み、1日1日を大切にして、新しい自分を創って欲しい」と、心温まる励ましの言葉を頂きました。入学式次第も滞りなく終了し、第1学年団の教員紹介が行われました。その後、新入生は担任の先導で退場し、各HR教室において、はじめてのLHRに臨みました。

 曇りがちの風の強い1日でしたが、雨に降られることもなく、無事、入学式を終えることができました。昼頃には晴れ間も見られ、校門付近の「入学式」の懸垂幕の前では、多くの保護者と新入生が集まり記念写真を撮る姿が見られました。   

 新入生の表情からは、緊張の中にも、高校生活への期待と意気込みがうかがえる、素晴らしい入学式でした。入学生の皆さんが、支えてくれる周囲の人々への感謝の気持ちを忘れずに、有意義な高校生活を送り、大きく成長できることを祈っています。

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2023.04.04【離任式】を実施

 職員室入り口のホワイトボードの下に、百人一首で有名な和歌がマーカーで書き込まれていました。

  • 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ   紀友則(850~904) 

 この時期は、和歌が読んでいるように、暖かい日差しが降り注ぐ春の日なのに落ち着いた心もなく散ってしまう桜の花のように、私たちの心も「出会いと別れの中」で、どことなくうら悲しく寂しい心持ちがする季節です。 4月4日(火)午後、 例年になく早く開花し、満開となった桜が咲き誇る中【離任式】が行われました。今年度、日立北高を離任される先生方は15名。いずれの方も、生徒の指導に情熱を傾け、本校の発展のために寄与された方々です。校長が離任される方を紹介し、感謝の言葉を送りました。その後、離任される先生方、一人ひとりからメッセージの言葉を頂きました。生徒会長の斉藤 かさねさんが、各先生方への惜別の思いと感謝の言葉を述べ、生徒会代表から、先生方一人一人に花束を贈呈いたしました。 離任される先生方の言葉は、一人ひとりの人柄が溢れ、生徒達や残された先生方の心に響くものでした。日立北高の素晴らしさや生徒の素晴らしさを語っていただき、生徒の自己肯定感を高めていただきました。教師について語った有名な言葉に,「よい教師は上手に説明する。 更によい教師は自らやってみせる。 最高の教師は生徒の心に火をつける。」というものがありますが、離任される先生方から、まさに『心に火をつける』お話を頂いたものと考えております。 離任される先生方のお話を伺いながら、先生方の日立北高への思いと、日立北高で過ごされた時の重みを感じずにはいられませんでした。長い間お世話になりました。そして本当にありがとうございました。離任される先生方の益々のご活躍とご健康をお祈りしております。 

 

 

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2022.12.12【沖縄修学旅行】2日目②探究まとめ・平和講話

【探究のまとめの活動】12月12日(月) 16:30~

  夕方、 1日がかりのフィールドワーク「班別探究活動」で得られた情報・データをまとめる活動を行いました。この「まとめ活動」には、琉球大学の学生10人にもファシリテーターとして加わっていただきました。大学生に疑問を投げかけたり、沖縄の生の情報を聞き取るグループが多数ありました。「沖縄探究」で、現地の大学生に支援していただけるのは心強い限りです。

【沖縄平和講話】17:30~

 10万人以上の民間人が犠牲となった沖縄戦。その沖縄戦を生き延びた照屋盛行(てるや せいこう)先生にホテルにおいでいただき、体験を語っていただきました。照屋先生は5歳の時に沖縄戦を体験。中学校の教員を退職後も「戦争につながるものはいらない」という信念を貫き、平和ガイドとしての活動を続けておられる方です。現在は沖縄市平和ガイドネットワークの顧問を務めておられます。生徒たちは照屋先生の一言一言にしっかりと聴き入っていました。平和の尊さを胸に刻み、「戦争」を自分ごととして考える貴重な機会となりました。遅い時間にも関わらず、わざわざホテルに出向いてご講話を頂いた照屋先生、ありがとうございました。

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2022.12.12【沖縄修学旅行】2日目①班別探究活動

 12月12日(月)、沖縄修学旅行:2日目の班別の「探求活動」です。生徒たちは、修学旅行に来る前の段階で、本校における「総合的な探究の時間:Nippoku Challenge」において、沖縄にちなんだ探究テーマの設定や継続的な事前調査を行なっていました。本日はその探究テーマについて、沖縄でフィールドワークを行い、さらに深化させていきます。朝、生徒たちは班別にタクシーに分乗し、事前にアポイントメントを取っておいた組織・団体に向けて出発していきました。

  生徒達は、16:00までに「班別探究活動」を終え、2泊目のホテル:【沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ】に、班ごとにタクシーで到着しました。1日がかりのフィールドワークお疲れ様でした。現地:沖縄の事象や人々からの直接取材によって、貴重な情報が得られたことでしょう。60チームに分かれてのタクシー研修でしたが、運転手の方々には「日立北高生は大変礼儀正しく熱心だ」とのお褒めの言葉を頂きました。かりゆしビーチリゾートはクリスマス仕様に彩られていました。

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2022.12.11【沖縄修学旅行】1日目②平和学習

 12月11日(日)15:00、遂に沖縄・那覇空港に到着しました。沖縄での最初の取り組みは「平和学習」です。

 沖縄本島南部の「沖縄戦終焉の地」摩文仁の丘を望む台地にある「沖縄県営平和祈念公園」を訪れ、沖縄戦で亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎(いしじ)」を見学し、平和祈念像前の献花台に花束を捧げ、沖縄戦の犠牲者の冥福を祈りました。

 また、ひめゆり平和祈念資料館、隣接する「ひめゆりの塔」を訪れ、沖縄戦におけるひめゆり学徒隊の惨劇についてガイドの方から説明を受けました。生徒たちは真剣な表情で説明を聞き、青春の夢を絶たれ、戦争の犠牲となった10代の少女たちの声なき声に耳を傾けて、平和への誓いを胸に刻み、深い祈りを捧げました。

 夕方は国際通りでの班別行動。地域クーポンを活用して、班ごとに夕食をとって沖縄の食文化を体験し、ショッピングを楽しむこともできました。20:30までには各班は1泊目の南西観光ホテルに帰着しました。

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2022.12.11【沖縄修学旅行】1日目①出発

 12月11日(日)、本日から本校2学年は、沖縄への修学旅行(3泊4日)です。 新型コロナ感染症対策のため、生徒は早朝7時前から学校に集合。健康チェックシートを提出し、検温を済ませました。健康チェック・検温の結果、参加予定者、全員が異常なし。7時30分、蛭田文教頭を団長とする教員11名・生徒233名を乗せたバスは、予定通り学校を出発しました。

 沖縄への修学旅行は、新型コロナ感染症の拡大をうけて、一昨年は中止を余儀なくされ、昨年は横浜への1泊2日の修学旅行に変更せざるを得ませんでした。多くの3年生や卒業生がやり場のない憤りを感じ、悔しい思いをしました。そのことを考えると、今回こうして沖縄への修学旅行が実施できることは、生徒・保護者の方は勿論 のこと、教員にとっても大変感慨深いものがあります。生徒諸君には、沖縄だからできること、沖縄でしかできないことをしっかりと体感し、学んで来て欲しいと願っています。バスは東京スカイツリーを眺めながら首都高を経て羽田空港に到着。飛行機搭乗前の羽田での検温でも全員異常なし。沖縄に行けなかった先輩たちの思いも胸に受け止めて、元気に沖縄に向けて飛び立っていきました。実り多い、思い出に残る修学旅行となることを期待しています。

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2022.11.22 【FM ひたち】の取材がありました。

 11月22日(木)、地元日立のコミュニティFM 局である、FM ひたち(82.2MHz)の番組【日立のトップアスリート】の取材・録音が本校応接室で行われました。この日、取材に訪れたのは、FM ひたちのラジオパーソナリティの“ゆきとも”さん。また、学校を代表してインタビューに答えたのは、ソフトテニス部長の澳原心愛さん、サッカー部の小室航太くん、染野駿太くん、卓球部長の遠藤太智くんの4名の生徒です。

 ソフトテニス部は、今月行われた県高校新人大会の女子団体戦で優勝をしています。また、卓球部は県新人大会でベスト4に入賞し、関東大会出場を決めています。サッカー部は現在1・2年生で50人近い部員を擁し、本校の中核をなす部として、日立北高の部活動を牽引しています。まさに【日立のトップアスリート】にふさわしい各部の代表が出演してくれました。 生徒たちは、ゆきともさんから発せられる「部活動」や「学校生活」についての質問に、少々緊張した面持ちながらも、ひとつひとつ丁寧に答えていました。生徒にとっては貴重な経験となったようです。どんなやりとりがあったのでしょうか、放送が楽しみですね。FM ひたち【日立のトップアスリート】での放送予定については未定ですが、決まり次第連絡します。どうぞお聞きください。

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2022.11.03 【卓球部】県高校新人大会:男子団体戦で4位に入賞!

 11月3日(木)、石岡市運動公園体育館で行われた茨城県高校新人卓球大会の男子団体戦で、本校卓球部が4位入賞を果たしました。これにより、卓球部は12月25・26日の両日に栃木県宇都宮市日環アリーナ栃木で開催される関東新人大会に出場します。

 

関東大会出場という輝かしい成果をあげた男子卓球部チームのメンバーは以下の通りです。【卓球部男子団体チームメンバー:( )内は出身中】・遠藤 太智(十王中)・亀井 亮太朗(豊浦中)・助川 裕征(大久保中)・古寺 隼(日高中)・大貫 友寛(久慈中)・八木橋 耀星(滑川中)・掛札 啓太(泉丘中)・根目沢 康生(泉丘中)

【卓球部顧問の廣瀬愛先生からのコメントを頂きました】■試合に出場したのは遠藤、亀井、助川、古寺の4人ですが、他の4人も選手をサポートして大きな声でベンチを盛り上げ、チーム一丸となって一緒に戦ってくれました。■2回戦の土浦日大高(第4シード)との対戦では、はじめのシングルス2つ相手に取られてしまってから後半3つで勝利し大逆転をおさめるなど、緊迫した試合をものにしてきました。(注:卓球の団体戦はシングルス、シングルス、ダブルス、シングルス、シングルスの5番勝負で行われます。)■4位決定戦では、水戸一高に3ー2で勝利するなど、どの試合でも最後まで集中力を切らさず、粘り強くチーム全員で戦ったことが今回の成果の原動力となりました。

【校長より】卓球部の皆さん、関東大会出場おめでとう。写真から白熱した試合展開とチームが一丸となって戦っている様子が伝わって来ます。私立の実力校がひしめく中で、県立高校として、このような成果を上げたことは称賛に値します。卓球部顧問の先生と部員全員の地道な努力が実を結んだものだと思います。そして、日立北高が掲げる【一人一人の文武不岐】と【Nippoku Spirits】を体現する姿は、他の日立北高生に自信と勇気を与えてくれました。ありがとう。今後も高みを目指してください。更なる躍進を期待しています。 

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